ゲーム紹介:マラケシュ / Marrakech
自色の絨毯を人が踏むように敷く
マラケシュ
/ Marrakech
メーカー: Gigamic(ギガミック, フランス), 発売年: 2007年
作者: Dominique Ehrhard(ドミニク・エルハルト, 代表作: ラスコー, ワイン商)
6才~大人, 2~4人用, 所要30分, ルール難度:★★
![]() |
ドイツ 2008年 ゲーム大賞 (Spiel des Jahres) 最終候補(Nominiert, リメイク版『ズライカ』として) |
『マラケシュ』は、モロッコの都市マラケシュの市場を舞台に、たった1人の商人コマを全員で動かしながら、なるべく他の人が自分の色の絨毯(じゅうたん)を踏んでお金を支払ってくれるように、小さな絨毯を上手に敷いていくゲームです。
※ ドイツでは、Zoch社による国内限定のリメイク版『ズライカ / Suleika』としても発売されました。
代わりばんこに市場のオーナー『アッサム』おじさんを動かします。まず進む向きを決めてから、そのあと実際にサイコロを振ってその分だけマス目を進めます。

もし、アッサムおじさんが進んだマス目に 他の人の絨毯が敷かれていたなら、その陣地の大きさに合わせて通貨ポイントを支払わなければなりません。サイコロを振る前に、出目と進む向きによってどうなるか、うまく考えましょう。
進んだ後、周囲に自分の絨毯を敷きます。これによって、自分の陣地を大きくつなげたり、ライバルの大きな陣地を分断したりしていきます。
こうしてゲームを続けていき、全員の手持ちの絨毯が無くなったらゲーム終了です。所持金ポイントと、自分の絨毯が覆っているマスのポイントを合わせて、ポイント数が多かった人が勝ちです。
ここがオススメ:
進む向きと絨毯の置き方を決めるだけ、と手順はとても簡単ながら、「なるべく人の絨毯を踏まないように」という消極的な考え方から、多少支払っても自分の儲けを考えて陣地を拡大するやり方などに気付いて奥深く楽しめる、子供から大人までおすすめのゲームです。
2人で遊ぶ場合でも、少し運の要素が強まりますが楽しく遊べます。
店内でサンプルをご覧いただけます。
- 関連記事
-
- ゲーム紹介:バンプ・イン・ザ・ナイト (2008/11/07)
- ゲーム紹介:クトゥルフ・ライジング (2008/11/02)
- ゲーム紹介:マラケシュ / Marrakech (2008/10/31)
- 応用ルール紹介:熟語トランプ用『熟ごいた』 (2008/10/21)
- ゲーム紹介:ディセント(完全日本語版) (2008/10/18)