ゲーム紹介:ブロックス3D
立体ピースで天面の色勢力を競う
ブロックス3D
/ Blokus 3D
メーカー: ビバリー (日本), 発売年: 2008年(オリジナルは2003年)
作者: Stefan Kögl(シュテファン・ケーグル)
7才~大人, 2~4人用, 所要15分, ルール難度:★☆
ドイツ 2003年
ゲーム大賞(Spiel des Jahres)
準候補(Auswahlliste)


『ブロックス3D(スリーディー)』は、立体ピースを ボード上の指定範囲を越えないように積み上げていき、真上からピースのかけらがより多く見えるようにするゲームです。

1人ずつ順番に、手持ちのピースから1個を選んで置いていきます。最初の1周目だけは、すでにあるピース(誰のでも構いません)と面が接するように置いていきます。

2周目以降は、必ずどこかは自色のピースと接するように置いていきます。この時、決められた高さ制限をはみ出してはいけません。

こうしてゲームを続けていき、全員が制限範囲を越えられずに「置けない」となったらゲーム終了です。真上から見て、各自の色のかけらを数えましょう。そこから、各自が置けずに残してしまったピースの個数を引いて、得点を計算します。もっとも多くの得点を獲得した人が勝ちとなります。

異なった制限範囲が設けられたテンプレート4枚によって、4つのステージが用意されています。どのステージも、まるで違うゲームを遊んでいるかような趣の違いを楽しめます。
ここがオススメ:
どのピースを選んで、どういう向きで置くか。誰の色のどこを封じていくか。常に自分の想定が届かないところがあり、そこを突かれた時の「やられた!」感が、悔しくも楽しいお薦めのゲームです。
Murmel(ムーメル)社の『ルミ / Rumis』という2003年のゲームのリメイクで、ブロックスらしく カチリとはまったり、四方八方から見るために回せる土台が特徴です。
店内でサンプルをご覧いただけます。
すごろくやのオマケ:
本当ならくるくると回ってほしい回転盤ですが、そのままだと力加減が難しく、重みが増すほど突っ掛かってしまい、スムーズに回るとは言い難いものがあります。そこで、当店の『ブロックス3D』には、これを改善するベアリング球をお付けすることにしました。これを回転盤の下に入れると、くるくると とてもスムーズにストレスなく回すことができるようになります。
どのくらい変わるかは、次のYouTubeの動画でご覧ください。
YouTube:ブロックス3D 回転盤の改善 http://www.youtube.com/watch?v=IrZZnK2cJSw
なお、動画では回転盤の中央に入れていますが、土台に個体差があるようで、これだとうまくいかない場合があります。うまくいかない場合には、ひとつ外側の部分にベアリング球を入れてみてください。
YouTubeでは、メーカーによるプロモーションビデオも見られるようです。
メーカー絶版 [2010.9.30:] 残念ながら、メーカーより絶版との情報が入りました。
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