ゲーム紹介:シルエット探偵
金品8個、失った2個を影絵で推測
シルエット探偵
/ Kofferdetektive
メーカー: HABA(ハバ, ドイツ), 発売年: 2008年
作者: Guido Hoffmann(グィド・ホフマン, 代表作: 海賊ブラック, 海賊ブラックの決闘)
5才~大人, 2~4人用, 所要15分, ルール難度:★☆
ドイツ 2009年
キッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)
準候補(Empfehlungsliste)


『シルエット探偵』は、スーツケースの中に元々隠されていた8個の金品のうち、怪盗に盗まれてしまった2品を当てるため、残された品々のシルエットを見て推理するゲームです。

1人ずつ交代で、怪盗レオ役を行ないます。他の人たちは探偵です。レオは、スーツケースの隠し引き出しに入っている金品を狙っています。
探偵たちに目を閉じさせている間に、隠し引き出しに入っている金品8個のうち、2個を盗んで、袋に隠しましょう。

よーいスタート!
スーツケースの普通の口の方を開けると、中には青い透明盤を通して、隠し引き出しの金品がシルエットとして現れます。さあ、探偵たちは、いったい何が盗まれたのかを推理しましょう。

砂時計の砂が落ちきるまでに、シルエットをよく見て、手持ちの品物カードから、この2個がないはず!というカード2枚を選んで裏向きに提示します。

全員が提示したら、カードをせーの!でめくって、正解の品物と答え合わせをします。

当たった分だけ、得点ボード上の自分のマーカーを進めましょう。
こうして、レオ役を交代しながらゲームを続けていき、規定回数をこなしたらゲーム終了です。もっとも得点マーカーを進めている人が勝ちです。
ここがオススメ:
限られた時間で、少しの突起から推理を働かせる探偵役はもちろん、どれを隠そうか考えるレオ役も楽しい、「重なりをシルエットでぼかす」という仕掛けが光るお薦めのゲームです。スーツケース型の変わった箱も魅力的です。
推理の前に、それぞれの品物が塊にならないように、中を見ないで箱を水平にゆするのですが、それが逆効果になってしまい、黒い塊を前にして あてずっぽうで当てなければならなかったりするのも一興です。
店内でサンプルをご覧いただけます。