ゲーム紹介:ネフェルティティ
市場で珍品求めエジプト王に献上
ネフェルティティ
/ Nefertiti
メーカー: Matagot(マタゴー, フランス), 発売年: 2008年
作者: Guillaume Montiage & Jacques Bariot & Thomas Cauet
10才~大人, 3~4人用, 所要45分, ルール難度:★★☆


『ネフェルティティ』は、各自、エジプトの貴族となって、召使い達をさまざまな市場に送り込み、王が王妃に贈り物として気にいるような珍しい品を獲得・献上して、名声を競うゲームです。

時計回りで手番を行ないます。ギザやルクソールなど、ボード上を大きく4分割する市場に並べられている品物カードを狙って、市場のマス目に自分の召使いコマを送り込み、入札します。
品物カードは、複数の人が同じ種類の品物カードを持っているほど価値が下がってしまいます。なるべく他の人が持っていないような品物を狙いましょう。

召使いコマが置かれた時、その市場の条件が整うと、入札額の判定が行なわれ、品物カードの獲得や所持金の補充を行ないます。
条件は、マス目が斜めに埋まる、入札額の合計が一定値に達するなど、市場ごとに異なりますので、状況をよく判断しましょう。

こうして判定が行なわれた市場は閉じてしまい、これにより他の閉じていた市場が開きます。つまり、常に3つの市場が開いていることになります。

市場で入手した“王の印章トークン”を支払うことで、場に並べられたキャラクターカードの効能を発揮させることができます。 人の品物を覗き見る大臣や、奪ってしまう盗賊、商人など、6種類な強力な効能があります。
こうしてゲームを続けていき、イクナートン王のカードの登場によってすべての市場が閉鎖したらゲーム終了です。各自の貢ぎ物カードによる名声ポイントを計算し、もっとも高いポイントを獲得した人が勝者となります。
ここがオススメ: 市場の競り決算が行なわれる条件と品物の並び方、所持金を鑑みて、どこにどのくらいの入札を行なうかの判断が悩ましく楽しいゲームです。アートワークも独特の美しさを持っています。
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