ゲーム紹介:小さい魔女
魔女が空飛び指定の絵を見つける
小さい魔女
/ Die Kleine Hexe
メーカー: Kosmos(コスモス, ドイツ), 発売年: 2007年
作者: Kai Haferkamp(カイ ハファーカンプ, 代表作: メルヘン王国を救え!、おばけの試験、魔女のスープ、など多数)
5才~大人, 2~4人用, 所要20分, ルール難度:★☆
『小さい魔女』は、小さい魔女とカラスのアブラクサスが繰り広げる長編童話『小さい魔女』をテーマに、ボードに描かれた13枚から1枚、隣の人に指定された絵を、裏向きのカードから見つけるため、磁石で天井から吊るされた魔女を操るゲームです。
ボードに描かれた13枚の絵。
時計回りで順番に、絵のどれか1枚の上にカラスのアブラクサスを置き、隣の人への問題とします。
裏向きのカードのどこかに、指定された絵があります。
問題を出された人は、ここだと思うカードに目星を付けて、置かれている印の色を確認します。
さぁ、それと同じ色の印の真上まで、小さな魔女を動かしましょう。
小さな魔女は、磁石で天井から吊るされていて、磁石のコマを動かすのに合わせて街の夜空を飛びます。でも、まだ若いこの魔女は、おぼつかない操縦のためにくるくると回ってしまいます。教会の屋根に当たって落としてしまうと失敗になるので注意しましょう。
うまく印のところまで辿り着いたら、その印のカードをめくって、みんなで確かめます。
もし正解なら、正解チップをもらいます。
もし不正解だと、指南役の魔女が1マスずつ、4月の終わりに向けて移動していきます。
こうしてゲームを続けていき、ボードの13枚の絵をすべて見つけるか、4月の終わりを迎えるかしたらゲーム終了です。正解チップの数で勝敗を決めましょう。
ここがオススメ:
磁石の玉を動かして、吊られている魔女をうまく操作するのが楽しいゲームです。(ついやりたくなりますが)磁石の玉を回しても魔女は回ってくれません。 いったんどこかに移動しながら向きを変えて…、と自動車の車庫入れのような技が要求されます。
混乱させるような絵柄や印の色を覚えるのはなかなか難しく、なるべく隣の人が判っていなさそうな絵を問題に選ぶのも楽しいポイントです。最初から13枚すべてを使うのは少し多いので、初めは数を減らして(8枚くらい)遊ぶことをおすすめします。
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