ゲーム紹介:魔女のスープ
自分の鍋を隠して具を混ぜ入れる
魔女のスープ
/ Hexenkompott
メーカー:HABA(ハバ, ドイツ), 発売年:2003年
作者: Kai Haferkamp (カイ・ハファカンプ, 代表作: メルヘン王国を救え!、小さなオバケ)
6才~大人, 2~4人用, 所要15分, ルール難易度:★☆, 箱サイズ:中, ¥2700
『魔女のスープ』は、自分の鍋がどれかは秘密にしたまま、自分の鍋には得点となる正しい色のキノコを、他人の鍋には減点となる違う色のキノコを混ぜ入れていくゲームです。
他の人には判らないように配られた、魔女のタイルと4色混ぜこぜのキノコ6個。
魔女のタイルで自分の鍋の色が決まりますが、人に知られてはいけません。
1人ずつ順番に、ちょっと変わった棒サイコロを振り、出た色と同じ色の鍋に、手持ちのキノコを入れていきます。
鍋に入れられたキノコは、ゲーム終了時に得点になります。
- 鍋とキノコが同じ色なら+1点です。
- でも、もし違う色だと減点-1点です。
- 自分の鍋だけには(こっそりと)正しい色のキノコを、
- 人の鍋には(こっそりと)違う色のキノコを、
入れるキノコは、伏せたまま木のおたまに乗せて慎重に鍋の口まで運び、流し入れましょう。
何ごともなく流し込めればいいのですが、たまに他の人から「ハッチポッチ(ちょっと待った)!」「変なもの入れようとしてないか?」と疑いの声が掛かります。
疑われたらキノコを表にして見せます。
- もし入れようとしている鍋と同じ色のキノコだったら、そのまま鍋に入れます。この場合、疑った人のミスなので、その人にキノコ1個を押し付けます。
- もし違う色のキノコだったら、見抜かれた人のミスです。キノコは手元に戻ってきてしまい、さらに疑った人からキノコ1個を押し付けられます。
こうしてゲームを進めていき、手元のキノコがなくなった人が現れたら、その人が最後の味付けをします。
自分の鍋には魔法の調味料(+1点)を、ライバルの鍋には塩入れ(-1点)を入れます。
それぞれ自分の色の正体を明かし、自分の鍋に入っているキノコで得点を数えます。得点と減点を集計し、もっとも得点が多い人が勝ちです。
ここがオススメ:
疑ったり、疑って明らかになったキノコの色によって、お互いの思惑(色)が段々判ってくるのが楽しいゲームです。
疑われる前に素早く鍋に流し入れたいのですが、慌ててポロリとこぼしてしまったりと盛り上がります。
おたまやキノコ、調味料など、かわいらしい魔女グッズも魅力的です。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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