ゲーム紹介:だるまあつめ

止め時を計ってだるま札をめくる
だるまあつめ
メーカー: テンデイズゲームズ (日本), 発行年: 2022年
作者: Reiner Knizia (ライナー・クニツィア, 代表作:『ケルト』『モダンアート』など多数)
8歳〜, 2〜6人用, 所要 20分, ルール難度: ★☆ (2)

『だるまあつめ』は、10種類のだるまカード連続で引いていきながら、引いだるまに応じて、人のだるまを奪ったり、すべて箱に戻さなければならなくなったりすることを予想し、引く止め時を計ってカードをより多く集めるゲームです。
1人ずつ代わりばんこに、自分の番になったら、山札からカードを1枚ずつ引いていきます。 カードには、10種類のだるまが描かれていて、それぞれの種類のお腹に記された1〜10の数値がそのままそのだるまの得点です。

連続して何枚引いても構いませんが、その過程ですでに引いたのと同じだるまが出てしまうと、今回引いて集めたカードをすべて箱に戻さなければなりません。このため、ほどよい頃合いを見て「もうこの辺りで引くのを止めます」と止め時を計りましょう。
「もう止めます」と決めたときには、それまで取ったカードを得点として〈予約〉できます。
同じだるまを2枚目を引いて、箱に全て戻すか、カードの予約が完了したら、次の人の番です。
もし、山札からカードを引いた時、引いただるまと同じだるまを誰かが予約していたら、それら全てを横取りできます。このようにして、予約しただるまは誰かに奪われてしまうことがあります。
ライバルからの横取りにハラハラしながらも、次の自分の番が来た時、手元に予約カードが残っていれば、それら全てを得点として獲得できるのです。
こうしてゲームを繰り返していき、最終的に得点として獲得していただるまカードの得点を競い、一番多くの得点を獲得していた人が勝ちです。
連続引きのやめ時を計る悩ましさや、ライバルからの横取りにハラハラする緊張感が楽しいゲームです。手軽なルールで5分ほどの説明ですぐに遊び始められるのもポイントです。
気軽に楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとしてかなりおすすめのゲームです。