ゲーム紹介:さまよえる塔 / Die Wandelnden Türme
動く塔で妨害し合う魔法使い競争
さまよえる塔
/ Die Wandelnden Türme
メーカー: Abacus (アバクス、ドイツ), 発行年: 2022年
国内版発売元: メビウスゲームズ, 国内版発行年: 2022年
作者: Wolfgang Kramer(ミヒャエル・キースリング) & Michael Kiesling(ヴォルフガング・クラマー), このコンビでの代表作:『トーレス』、『ティカル』など多数
8歳〜大人, 2〜6人用, 所要 30分, ルール難度: ★☆ (2)

『さまよえる塔』は、カードを選んで〈魔法使い〉か〈塔〉を移動させ、他の人の魔法使いを塔で捕まえることで魔法の薬を獲得し、その効用の助けも得ながら、自分の魔法使いをいち早くゴールに導くゲームです。

1人ずつ代わりばんこに、移動カードを選んで出しては、環状に連なったタイル上で自分の魔法使いを移動させ、ゴールの〈カラスの城〉を目指します。
カードによっては、魔法使いではなく、魔法使いの足場である塔を選んで動かすこともできます。この塔は上に乗っている魔法使いごと移動して、もし、移動させた先に誰かの魔法使いがいれば、その魔法使いを「捕らえた」ことになり、報酬として〈魔法の薬〉がもらえるのです。
魔法の薬は、ゲームの勝利にも必要ですが、消費することで便利な〈呪文〉を使えるようになります。
もし、自分の魔法使いが捕まってしまったら、塔を移動させることで解放もできます。どこに自分の魔法使いがいたのか、しっかり覚えておくことも勝負の鍵を握るでしょう。
こうしてゲームを続けていき、誰か一人が自分のフラスコを魔法の薬でいっぱいにしつつ、全ての魔法使いをゴールに移動させたら、そのラウンドを最後まで行ってゲーム終了です。
見た目も立派でかわいい塔をかぶせては、魔法使いを捕まえたり捕まえられたりのデッドヒートが繰り広げられます。遊んでいるうちにどこに自分の魔法使いがいたのかわからなくなって、混乱するのも盛り上がるでしょう。
最大で九重の塔が出来上がる、豪華な内容物も魅力の一つです。
チーム対抗戦が楽しめたり、呪文でより直接的な干渉ができるような応用ルールが2つ入っており、末長く楽しめるのもうれしいポイントです。
駆け引きはもちろん、視覚的にも楽しめる、子供から大人まで幅広い年齢層向けとしてとてもおすすめのゲームです。
【新入荷紹介】
— すごろくや (@sugorokuya) December 20, 2022
本日新入荷の『さまよえる塔』を1分半の動画でご紹介します!
巨大な塔を移動させてライバルの魔法使いを閉じ込め妨害しつつ、いち早く自分の魔法使いをゴールの城へと運ぶ、見た目も豪華で楽しいゲームです。
通販は本日から、各店舗にも明日入荷予定です!https://t.co/cyaSIsSAq0 pic.twitter.com/3gFynNBkuo
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