ゲーム紹介:マイファーストゲーム:ミツバチのハニ / Hanni Honigbiene

協力しお花を集めて蜂蜜に変える
マイファーストゲーム:ミツバチのハニ
/ Hanni Honigbiene
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2016年
作者: Tim Rogasch (ティム・ロガシュ 代表作: 『ありがた迷惑』『腹ぺこヒナの成長物語』など)
2歳〜, 1〜4人用, 所要 5〜10分, ルール難度: ★ (1)

『マイファーストゲーム:ミツバチのハニ』は、お花タイルを巣の箱に入れるとハチミツになって出てくる不思議な仕掛けを使って、みんなで協力しながら、夕暮れまでにサイコロの色に応じたお花を集めてハチミツつぼをいっぱいにする、2才から遊べて初めてルールを伴って遊ぶのに最適なゲームです。

「マイファーストゲーム」シリーズの特徴
- 人の順番のときは手を出さずに順番を守る
- サイコロは投げないできちんと振る
- 指定された印や絵を認識して同じものを取る
といった、みんなで楽しく遊ぶために大切なゲームの基本的な動作を、遊びながら身に付けられるようにようになっています。
遊び方
ミツバチのハニをみんなでお手伝いしましょう。夕暮れが近付いてお花たちがしおれてしまうまでに、ハチミツつぼをいっぱいにしなければ!
1人ずつ代わりばんこに、色サイコロを振っては、その色と同じ色のお花タイルをテーブルの上から探して取り、ハチミツに変える、を繰り返していきます。
ハチの巣の上の穴に、お花の面を上にして入れると…

ハチミツの面が上になって出てきます! みんなの「ハチミツつぼ」ボードの上に並べていきましょう。
もし、サイコロでしおれたお花がでたら、お花タイルを1枚箱に戻さなくてはなりません。

残りのお花が尽きてしまう前に、つぼがハチミツでいっぱいになったらみんなの勝ちです。
成長に合わせた2つのルール
「ゲーム1」では、テーブル上のお花タイルはすべて表向きで始めます。幼い視野と認識力の下で対応する色を探すのです。
もし子供がまだゲームの作法や色の名前に慣れていないときは、サイコロを振るたびに「何色が出た?」「同じ色はどれ?」と、質問しながら遊ぶことで、色への理解と対応する要素に対する理解を深めます。
「ゲーム2」では、用意するお花タイルはすべて裏向きで始めます。そして毎回、サイコロで指定された色のお花を、任意のタイルを1枚めくることで見つけなければなりません。
これにより、記憶力を使うメモリーゲーム要素と、「お花がひとつしおれた」ときにどれを除去するかの小さな戦略要素が追加されます。
順番を守る・集中するなど、ゲームを遊ぶ上での基本的な要素が体験できて、コロンとした木製サイコロやミツバチのコマの手触りや不思議な仕組みの箱で楽しく遊べるゲームです。
誰か1人が勝つのではなく、全員が成功するか否かに挑戦する協力型のルールもポイントで、みんなで成功や失敗を繰り返すうちに勝ったり負けたりするゲームの楽しみ方が自然と身についていきます。
小さなお子さんと一緒に遊べるゲームとしておすすめです。
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