ゲーム紹介:ゴールデンアイ / Golden Ei

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ゴールデンアイ:サムネイル

協力し札反転の連鎖で兎を進める
ゴールデンアイ / Golden Ei
メーカー: Igel Spiele (イゲルシュピーレ, ドイツ), 発行年: 2022年
作者: Oliver Igelhaut (オリバー・イゲルハオト、代表作: 『オラのお宝』など)
6歳〜, 1〜4人用, 所要 20分, ルール難度: ★ (1)

ドイツSDJボードゲーム賞
キッズ部門 (Kinderspiel des Jahres)
2022年度 準候補
ゴールデンアイ:箱

『ゴールデンアイ』は、全員の相談協力のもと、渦巻状に並んだ小道カードをコースのマス目と見なして、キツネコマに追いつかれる前にウサギコマをゴールさせるべく、道中のカード裏側の記憶を結集して、ウサギたちの移動とカードめくりの連鎖を狙うゲームです。

ゴールデンアイ:展示画像

ぐるぐると渦巻のように並んだ小道カードをコースに見立て、全員でウサギ3匹(色)を効率良く進め、先にある宿屋「ゴールデンアイ」をめざしましょう!
1人ずつ代わりばんこに、色サイコロを振って、示された色に対応するウサギを1歩進めます。

ゴールデンアイ:色サイコロを振る
サイコロで青のウサギを1歩進める

進めたウサギの前後でコマが乗っていないカードを1枚めくって、もしそれに色が付いた卵が描かれていたら、その色のウサギをさらに1歩進めます。

ゴールデンアイ:カードめくり
うしろをめくると黄ウサギが1歩進むことに

この移動後さらに、前後どちらかのカードをめくって卵ならその色のウサギを…と繰り返して進められます。つまり、卵とその色の位置を覚えておけば、卵をめくり続ける限り、どんどんウサギを進めていけるのです。

一方、小道カードには卵ではなく、キツネの足跡が描かれているものもあり、もし、それをめくってしまうと…

ゴールデンアイ:キツネをすすめる

キツネのコマを、カードに記された足跡分だけ進めなければなりません。このキツネがウサギに追いつくと全員負けになってしまいます。
これを繰り返して、キツネに追いつかれる前に、ウサギが1匹でも最後のカードである宿屋にたどり着いたらみんなの勝ちです。

ここがオススメ:

全員で、どこに卵があったか、や、キツネの進行を最小限に抑えるためにめくるべきカードはどれか、など、知恵を出し合いながら、卵の連続めくりに挑戦するのが楽しいゲームです。3つのウサギコマが個別に進むことで、「めくれるはずの前後空きマス」が予想とは食い違ってしまったりと、実際に動かしてみると事前の計画通りにいかないのがポイントです。みんなであやふやな記憶をたぐり寄せながら計画を立て、めくったカードの結果に一喜一憂するのも盛り上がります。
このゲームは、「ドイツSDJボードゲーム賞」の2022年度キッズ部門の準候補にも選ばれたゲームで、対象年齢は6歳以上ですが、大人も苦戦する難易度になっています。もし無事にウサギを宿屋にたどり着かせれば大きな達成感が味わえることでしょう。
短時間でじっくり楽しめる小学生〜大人向けとしておすすめです。

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投稿者:すごろくや

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