ゲーム紹介:こぶたのおんぶレース / Rüsselbande

背中に乗って一緒に進むコブタ達
こぶたのおんぶレース
/ Rüsselbande
メーカー: GP (ジーピー, 日本), 発売年: 2022年(初版:2001年)
作者: Alex Randolph (アレックス・ランドルフ, 代表作:『ガイスター』『ハゲタカのえじき』)
4才~大人, 2~7人用(推奨4人以上), 所要20分, ルール難度:★☆(1.5)
ドイツKiSDJキッズボードゲーム賞
2001年
最終候補(Nominierungsliste)

『こぶたのおんぶレース』は、サイコロを振って自分のコブタくんを進めていき、他のコブタくんの背中に乗ったまま連れていってもらったりしながらゴールを目指すゲームです。


タイルを組み合わせて道を作ったらゲームスタートです。
時計回りで、自分の番になったらサイコロを振って、出た目の分だけ茶色い目印を頼りに進んでいきます。

先にいるコブタくんと同じマスに辿り着いたら、背中に乗せてもらいます。

下のコブタくんが進むときには、上のコブタくんを背中に乗せたまま、一緒に連れていってくれます。

どうやらこうして背中に乗った方が、よりたくさん進むことができそうです。

サイコロには、ふつうの数字の目の他に、特別な「+」がついた数字の目があります。
この+がついた数が出た時には、コブタくんを進めた後、「もう一度振ってもいいし、振らなくてもいい」という選択ができます。

何度でもサイコロを振って、より遠くまで進みたいところですが、もし誰か他のコブタくんの背中に乗ったままなら、「振らない」という選択の方が良いかもしれません。
なぜなら、このまま背中に乗っていればもっと遠くまで進めるかもしれないからです。
こうしてゲームを進めていき、ゴールまで辿り着いたコブタくん(たち)が勝ちです。
ここがオススメ:
ベースはかんたんなスゴロクながら、背中に乗ったり乗られたりに一喜一憂し、サイコロを振る判断も悩ましい、とっても楽しいゲームです。

1人ぼっちにならないよう、ビリの人だけが受けられる恩恵があったり、ゴールを延長するチャンスがあったり、コマで積み木遊びができるようになっていたりと、みんなで楽しく遊べるようにほどこされた気の効いた工夫に感心させられます。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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