ゲーム紹介:果樹園 35周年記念版 / Orchard Anniversary Edition
協力し果物4種を鴉完成前に収穫
果樹園 35周年記念版
/ Orchard 35th Anniversary Edition
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2021年
作者: Anneliese Farkaschovsky (アンネリーゼ・ファルカショフスキー, 代表作:『果樹園』シリーズ)
3~6才, 1~8人用, 所要10分, ルール難度:★ (1)
『果樹園 35周年記念版』は、全員で協力して、カラスのかけらの組み合わせが完成する前に、サイコロの色の果物を集め、全ての果物を集め切れるかに挑戦する、3才から遊べるように設計された、初めてルールを伴って遊ぶのに最適なゲームの35周年記念版です。
次のようなゲームの基本的な動作を遊びながら身に付けられるようになっています。
- 人の番のときには手を出さずに集中し、順番を守る。
- 自分の番になったら、サイコロを投げないように振る。
- サイコロで出た色や印を認識し、それと対応するものを場から取る、または返す。
- 取ったものを触らずに所定の場所に置いておく。
全員で協力して、1人ずつ代わりばんこに色サイコロを振り、その色に合わせて、4種類の木製果物コマ(洋ナシ・りんご・さくらんぼ・プラム)を1個ずつ場から穫ってはカゴに入れて収穫していきます。

特別な果物かご印がでると好きな果物を収穫できます。もしある種類の果物が取り尽くされてしまうと、サイコロでその色が出ても何もできませんので、現状の収穫具合を見て何を穫るかを考えましょう。
一方、もしサイコロでカラス印が出たら、脇に避けていたカラスのかけらのうち1枚をボードの中央におかねばなりません。もし9枚のカラスのかけらが全部ボードにおかれてしまうとカラスの勝ちで、全員が負けてしまいます。
その前にすべての果物を収穫できれば、全員の勝ちです。
ここがオススメ:
とても簡単なルールで、誰か1人が勝つのではなく、全員が成功するか否かに挑戦するというチームワークが楽しめるゲームです。
種類ごとに取り尽くされた果物が増えるほど、全体的に見るとカラスが出る確率が高まることになります。これを抑えるため、〈好きな果物を穫っていい〉ときに、うまくバランスを考えて収穫することに気付けるかどうかがポイントです。
この『果樹園 35周年記念版』は、1986年に発売されたシリーズ第1作『果樹園』の35周年を記念して作られた缶箱仕様の記念版です。可愛らしいカラスや果物のイラストに合わせて、ぽこっとしたエンボス加工が施されており、プレゼントにもぴったりなパッケージになっています。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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