ゲーム紹介:くだものあつめ (コリアボードゲームズ版) / Fruit Picking

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くだものあつめ:サムネイル

循環を考え種を分配し果物を収集
くだものあつめ / Fruit Picking
メーカー: Korea Boardgames (コリアボードゲームズ, 韓国), 発行年: 2020年(初版年: 2014年)
作者: Jun-ichi Shinde(代表作:『スタンプグラフィティ』)
8才~大人, 1〜4人, 所要30分, ルール難度:★☆ (1.5)

くだものあつめ:箱

『くだものあつめ』は、各自の手元の環状マスに種を分配・増加させながら、蓄えた種で市場の果物カードを購入しては、いち早く規定の果物セットを揃えるゲームです。

くだものあつめ:展示写真

1人ずつ代わりばんこに、自分の手元にある畑のマスのどこかの種をすべて取っては、時計回りに1個ずつ隣のマスへと分配して(撒いて)いきます。

分配の最後の1個を置いたマスには、そこに描かれた果物の数だけ種を増やせます。分配にあたって、どこのマスの種群を取ればより効率よく増やせるのかをよく考えましょう。

くだものあつめ:種植え

この分配と増加により、次第に〈家〉のマスに種が溜まってきます。 もし、分配の際、最後の1個を置いたマスの果物と同じカードが市場にも並んでいて、かつその果物の購入に必要な数の種が家のマスに溜まっているのなら、それを消費してカードを獲得できます。

くだものあつめ:果物カード

こうしてゲームを続けていき、いち早く〈各種1枚ずつ〉〈同種4枚〉など、規定の〈果物セット〉を組み合わせられた人が勝ちです。

ここがオススメ:

効率良く種を増やすにはどうするか、家のマスに種を置きつつ購入したい果物のマスで分配を終わらせるにはどうするか、など、目的のマスで種を撒き終えるために「だとしたら種がどこのマスにいくつ必要か」という計画性に頭を悩ませるのが楽しいゲームです。
この、どこか一つの畑から種を選んでそれを分配していく仕組みは、紀元前から存在する『マンカラ』というゲームと同じ仕組みで、考えれば考えるほど奥の深い悩ましさが魅力です。

じっくり集中して遊ぶ、子供から大人まで幅広い年齢層向けとしてとてもおすすめのゲームです。

デザインが一新された製品版:

この『くだものあつめ』は、2014年に自主制作版として発売された同名タイトルの製品版です。ゲームの面白さはそのままに、内容物や箱のデザインが一新されて、より遊びやすくなりました。

くだものあつめ:箱

店内でサンプルをご覧いただけます。

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