ゲーム紹介:ブンティクス / Buntikus

サイコロの色と目を選んで塗り絵
ブンティクス
/ Buntikus
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2020年
作者: Lena & Günter Burkhardt (レーナ&ギュンター・ブルクハルト,コンビでの代表作:『きらめく財宝』)
4才~大人, 2〜4人用, 所用10分, ルール難度:★ (1)

『ブンティクス』は、ところどころ色がなくなってしまった色彩豊かな世界「ブンティクス」に色を取り戻すべく、サイコロの色や目を選んで、いち早く塗り絵の完成を目指すゲームです。

【2種類の遊び方】
対象年齢に応じた2つの遊び方があります。 どちらも、塗り絵用のシート束(4種類)から選んだ1人1枚分のシートに対して、サイコロの目に従って候補のマスを選び、色サイコロでの選択肢2色から選んで色鉛筆で塗っていき、いち早くすべてのマスが塗れた人が勝ち、というゲームです。
【遊び方その1】
遊び方「その1 (4歳から)」では、1人ずつ、自分の番でサイコロを振って、その出目に応じたマスを選び、選択肢2色から1色選んでそのマスを塗る、をくり返していきます。 後半になるにつれ、出た目によっては「すでにどのマスも塗っている」と何もできないので、他の人が遅れを取り返しやすく、いち早くマスをすべて塗り終わるのは誰か、のドキドキが楽しめます。

【遊び方その2】
「その2 (5歳から)」では、「全員分」として振られたサイコロの色や目を選択肢として、各自が「どの目のマスに」「どの色を」を選んだ上でマスを塗っていきます。 花ごと、虹の列ごとなど、要素ごとに個別の1色しか塗れないため、将来的な空きマスと色の可能性を意識した計画性が少し必要になります。

色で塗りつぶすだけで楽しい「塗り絵」の基本的な魅力に、とてもシンプルではありますが「よりよい選択肢」を選ぶことに意味がある「ゲーム性」が少し加わえられたゲームです。
創造性を発揮して自分なりの色を選んで色付けしていきたいのに、サイコロの色指示に翻弄されてしまうもどかしさもこのゲームの魅力といえるでしょう。
お子さんを中心に気軽に楽しめるゲームとしておすすめです。
店内でサンプルをご覧いただけます。