ゲーム紹介:きらめく財宝:ドラゴンの卵 / Funkelschatz – Das Drachen-Ei

回収色を選び宝石セットで得点化
きらめく財宝:ドラゴンの卵
/ Funkelschatz – Das Drachen-Ei
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2019年
作者: Lena Burkhardt (レーナ・ブルクハルト), Günter Burkhardt (ギュンター・ブルクハルト)
6才~大人, 2~4人用, 所要20分, ルール難度:★☆(1.5)

『きらめく財宝:ドラゴンの卵』は、中央の宝石の塔から氷のリングを取り外すたびにこぼれ落ちる宝石を、色を選んで1人1個ずつ回収し、手元のカードの〈宝石スロット〉に置いてその完成得点を競うゲームです。
※ドイツの2018年キッズゲーム大賞『きらめく財宝』の姉妹品ですが、拡張セットではなく、単体で遊べます。

【ものがたり】
卵がのった巣が、とつぜん、分厚い氷に覆おおわれてしまいました。 ママドラゴンが、卵を落とさないように気をつけながら氷を溶かしていくと、卵の下にためていた宝石が、ポロポロこぼれ落ちはじめました…。
【ゲーム内容】
1人ずつ代わりばんこに、ママドラゴン役を担い、筒状に積み重なって中に宝石が詰めこまれた〈氷のリング〉を1個ずつ取り除きます。
このとき、頂点に乗っているたいせつな卵を落としてはいけないため、リングを乱暴には取り除けず、宝石がぽろぽろと少しずつこぼれ落ちます。
このこぼれ落ちた色とりどりの宝石を、1人1個ずつ選んで回収していきます。
各自の手元には、何枚かのアミュレット(お守り)カードがあり、カードごとに指示されている色の宝石がすべて載せられると、完成として得点化できます。
この得点化のために必要な色の宝石を選んで回収していくのです。
自分が完成させたいのに必要な色を選ぶのはもちろんですが、ライバルたちの完成を阻止するような色を先に選ぶのも大切でしょう。
こうして、最下段のリング取り除きまでを行なったら、リングを取り除く役のママドラゴンを交代してまた塔を作り直すところから繰り返します。
全員が一度ずつママドラゴン役を行なったらゲーム終了。カードの完成得点がいちばん高かった人が勝ちです。
『きらめく財宝』と合わせて遊ぶことで、5人で遊べたり、双方をミックスしたルールで遊べたりするルールもお付けしています。
不安定に乗っている卵を落とさないようにリングを取り除くドキドキの緊張感と、自然な形でバラバラとたくさん落ちた色の選択肢のうち、自分とライバルたちが欲しいものを見極めて、早目に確保しなければならない競合要素を優先して回収するのが楽しいゲームです。
子どもから大人まで気軽に楽しめる、幅広い年齢層向けとしておすすめです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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