ゲーム紹介:とびだせ牧場 / Bauernhof Bande

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とびだせ牧場:サムネイル

協力し動物ごとの逃走を引き戻す
とびだせ牧場 / Bauernhof Bande
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2019年
作者: Justin Lee (ジャスティン・リー)
4才~大人, 2~4人用, 所要10分, ルール難度:★☆(1.5)

ドイツ 2019年
キッズゲーム大賞 (Kinderspiel des Jahres)
準候補 (Empfehlungsliste)
とびだせ牧場:箱

『とびだせ牧場』は、サイコロとカードの指示で、牧場の小屋から放射状に逃走する8種類の動物たちを、都度、全員の相談協力で1種類だけ決めて小屋に引き戻しては、牧場外への逃げ切り阻止に挑戦するゲームです。

【ものがたり】

フリドリンさんの牧場にいる動物の子どもたちは、好奇心旺盛で冒険好きなやんちゃっこです。 みんなで協力して、動物たちが牧場から抜け出すのをふせぎましょう。

【ゲーム内容】

中央の小屋から放射状に伸びるマス目コースの逃げ道が、動物たちの種類分だけあり、ゲーム開始時は全員中央に滞っています。

とびだせ牧場:初期状態

ゲームが始まると、1人ずつ代わりばんこに色サイコロを振り→カードをめくる、をくり返すことで、〈指示色のマスに今居る全動物が前進〉したり〈指定動物だけが前進〉したり〈1種類を1歩戻せる〉〈1種類を小屋まで一気に戻せる〉といった出来事が起こります。

1匹でも道の端から外に前進すると、全員負けです。 戻せるチャンスのときには動物を選んで戻しましょう。

とびだせ牧場:展示用写真

ただし、戻したほうがいいのは「歩数的に進みすぎている動物」とは限りません。 足元マス色の構成次第では、むしろ「何かの色指示が出ると一気にたくさんの動物が進んでしまう」ことを避けたほうがいいかもしれませんし、それまでに出現したカードの傾向によっても危険視すべきものは変わってきます。

こうしてゲームを続けていき、めくる山札が尽きるまで動物たちの逃げ出しを阻止できたら全員の勝ち、それまでに逃げ切られてしまったら全員の負けです。

ここがオススメ:

最初は「こんなのかんたん」と高を括っていると、サイコロ色とカード構成が絶妙なため、思いがけず途中で「何ヶ所かで逃げ出しそうであぶない」局面に立たされることがあり、どこを選ぶとより危険を回避できるか、といった悩み具合がほどよく楽しめるゲームです。
子どもはじっくり、大人は気軽に楽しめる、幅広い年齢層向けとしてかなりおすすめです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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