ゲーム紹介:アイヌーン / Ei Noon

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アイヌーン:サムネイル

兎達の移動結果予想し札を早取り
アイヌーン / Ei Noon
メーカー: Igel Spiele (イゲルシュピーレ, ドイツ), 発行年: 2019年
作者: Oliver Igelhaut (オリバー・イゲルハオト, 代表作:『オラのお宝』など)
7才~大人, 3~5人用, 所要15分, ルール難度:★☆(1.5)

アイヌーン:箱

『アイヌーン』は、中央の卵カードの周りをぐるぐる回るウサギと雌鶏たちの移動結果を頭の中で組み立て、雌鶏がいない場所に着地するはずのウサギ色カードを早取りして卵を集めるゲームです。

アイヌーン:展示用写真

プレイヤーは、イースター(キリスト教の祝日)バニーの見習いとして、卵をたくさん集めています。 卵の周りではめんどりたちが目を光らせていますが、手薄なところを狙っていきましょう!

毎回、人数分のカードがいっせいにめくられることで、足跡による雌鶏とウサギの歩数の組み合わせが公開されます。

まずは雌鶏たちから考えます。 足跡の黒と茶色を混同しないように、公開されたすべてのカードの足跡の個数を数えて、それぞれ色の雌鶏コマがその歩数分だけ、卵カードの「辺」をマスとして時計回りに移動することになります。

その雌鶏たちの移動結果予測を踏まえて、「自分がめくったカードの足跡歩数だけ進ませたときに、雌鶏がいない辺にいけるのはどのウサギの色か?」を見出して、その色のウサギカードを早取りします。

全員がウサギカードを取ったら結果検証です。 コマ群を実際に動かしてみて、各自が選んだ色のウサギが雌鶏と同じ辺にいなかったら卵カードを獲得します。

こうしてゲームを続けていき、めくる足跡カードが尽きたらゲーム終了。 いちばん卵カードを集めていた人が勝ちです。

特殊な動きをする〈レタスコマ〉を導入することで「おいしいご褒美の1ヶ所」がどこかを見極める、熱い上級ルールもあります。

ここがオススメ:

「黒のがこうなって、茶色がこう」と移動結果を予測し、その情報を頭の中で保持したまま、どのウサギ色なら大丈夫かを素早く見出すのが楽しくて、結果の検証時に盛り上がるゲームです。 早取りはだいたい僅差になりますので、狙ったものが人に取られたとしても慌てず、「だとしたらこっち」の次候補選びが素早くできるかどうかも重要です。 作者イゲルハオトさん独特の不思議な感覚のゲームです。
手軽に楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとしてとてもおすすめです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

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