ゲーム紹介:クレイジータワー / Crazy Tower

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クレイジータワー:サムネイル

木片と階層札で無秩序な塔を築く
クレイジータワー / Crazy Tower
メーカー: Synapses Games (シナプスゲームズ, カナダ), 発行年: 2019年
作者: Alexis Harvey, Félix Leblanc, Manuel-Lucas Bergeron Duhamel, Mathieu Auger
8才~大人, 1~4人用, 所要15分, ルール難度:★☆(1.5)

クレイジータワー:箱

『クレイジータワー』は、塔を崩壊させないように、新たな階層カードを重ねるリスクを冒しながら、ピースを慎重に、かついじわるに載せていくゲームです。

クレイジータワー:遊戯中

1人ずつ代わりばんこに、塔の最上階の階層カードの上に、自分の色のパズルピースを1つ置いていく、を繰り返していきます。 ピースはカードのマス目に合わせてしか置けませんが、はみ出しても構いません。ただし、赤いマスを覆ってはいけません。

クレイジータワー:カード

最上階のマスが埋まっていたり、崩しかねないようなマスしか残っていない場合には、ピースを置く前に新たな階層カードを重ねることもできます。 ただし、階層が上がる、ということは、それだけ塔が崩壊するリスクも高まります。

一方で、この階層カードは〈自由な位置に置ける〉ため、わざと重心の軸から少しずらしたところにカードを置き、自分のピースだけは重心の主軸に置いて、その次にはやはりまた階層を高めざるを得ない状況に追い込んだりするのです。

また、ときどきカードのマスに描かれている特殊なアクション印にもピースを置くことで、〈下の階層から引き抜いて持ち主に返す〉や〈2人でピース交換〉〈連続手番〉などの「善し悪し」の効果が発生し、想定外のハプニングを起こすでしょう。

こうしてゲームを続けていき、誰かが塔を崩したときにもっともピース片が少ない人、もしくは手元のピースをすべて無くした人が勝ちです。

より上級編かつ真骨頂としての、1人対他全員のチーム戦となる「お邪魔者モード」や、やり応えのあるミッションがたくさん用意された1人用のソロモードもあります。

ここがオススメ:

全員の、終始自分のことしか考えない意地悪なパズルピースの置き方によって、無秩序な形状で今にも崩れそうな、タイトルの通りクレイジーな塔ができていき、ドキドキハラハラな自分の番がまた巡ってくるのが楽しいゲームです。
大切なのは、手先の器用さよりも、先読みによるピースと置きマスの選択の狡猾さです。 ぜひ何度か通常ルールを遊んだあとで「お邪魔者モード」に挑戦してみてください。

気軽に楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとしてとてもおすすめです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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