ゲーム紹介:ファブランティカ (新版) / Fabulantica
王国旅し隠れた童話人物達を追う
ファブランティカ(2018年版)
/ Fabulantica
メーカー: Pegasus Spiele (ペガサスシュピーレ, ドイツ), 発行年: 2018年(初版2017年リトアニア)
作者: Marco Teubner (マルコ・トイブナー, 代表作:『13諸島の秘宝』『ストーンエイジジュニア』など多数)
6才~大人, 2~5人用, 所要20〜30分, ルール難度:★★ (2)
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ドイツ 2019年 キッズゲーム大賞 (Kinderspiel des Jahres) 最終候補 (Nominiert) |

『ファブランティカ』は、道の種類に応じた乗り物カードの消費で王国中を効率よく巡りながら、黄色い塔に隠れたおとぎ話の登場人物たちを見つけ、カードで示された依頼人と尋ね人の場所を訪れて任務をこなしたり、塔ごとよそに移動させて人の邪魔をしたりするゲームです。

おとぎの国ファブランティカへと旅立ちましょう!
中央のお城から自分のコマを進めて、アラジンや長靴をはいた猫、魔法使いなど、さまざまなおとぎ話の登場人物たちが住むこの国を巡り、彼らの居場所を探っていきます。
ただし、彼らはランダムな場所で塔の中に隠れてしまっていて、最初はどこに誰がいるのかまったく判りません。

1人ずつ代わりばんこに、森なら馬、砂漠ならラクダなど、隣り合ったマスへの道に応じた旅カードを手札から消費し、自色のコマを進めていきます。何枚かを組み合わせて、一度に何マスも移動することもできます。
コマを進めた場所に黄色い塔があれば、一旦持ち上げて中の人物を全員で確認します。
もし、塔の中にいた登場人物が、場の任務カード3枚に示された〈依頼人〉なら、その任務カードを手元にもらい、今度は吹き出しの中の〈たずね人〉を探しに出掛けます。
この〈たずね人〉まで見つけられたときにその任務は完了し、裏返してごほうびの金貨1枚になります。
効率よく王国を巡るため、さまざまなマスで出てきた登場人物をなるべく忘れないように覚えておきましょう。 ところが、塔が持ち上げられて〈依頼人〉や〈たずね人〉が見つかるたびに、再び塔を被され、よその空きマスに移動させられてしまいます。 「たしかこの辺にいたはず…」と思っていた人物が、とんでもない場所に飛ばされていたりするのです。
こうして、一気に遠くまで移動できる〈魔法の絨毯〉なども活用しながらゲームを続けていきながら、任務完了の金貨を3枚集めた人が勝ちです。
各自が見つけていく登場人物をほどよく覚えたり忘れたりしながら、自分の手札に応じたルートを確認しつつ、任務をこなしていく達成感と予想外のことが起こるドラマが楽しいゲームです。
じっくりワイワイと楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとしてたいへんおすすめです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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