ゲーム紹介:チーキーモンキー / Cheeky Monkey
止め時を計り袋の動物チップを引く
チーキーモンキー (2018年版)
/ Cheeky Monkey
メーカー: Eagle-Gryphon Games (イーグルグリフォンゲームズ, アメリカ), 発売年: 2018年 (原版USA2007年)
国内版発売元: アークライト, 国内版発行年: 2019年
作者: Reiner Knizia (ライナー・クニツィア, ロストシティ、ヘックメックなど多数)
7才~大人, 2~6人用, 所要15分, ルール難度:★☆ (1.5)

『チーキーモンキー』は、袋の中から手探りで動物チップを連続で引いていきながら、引いた動物に応じて、人の動物チップを奪ったり、袋の中にすべて戻さなければならなくなったりすることを予想し、引く止め時を計ってチップをより多く集めるゲームです。

1人ずつ代わりばんこに、自分の番になったら、まず袋から手探りで動物チップを1枚取り出します。 動物チップには、象やペンギン、キリンなど、8種類の動物が描かれていて、種類に関わらず1枚につき得点1点です。
連続して袋から何枚引いても構いませんが、その過程ですでに引いたのと同じ絵柄が出てしまうと、今回引いて集めたチップをすべて袋に戻さなければなりません。このため、ほどよい頃合いを見て「もうこの辺りで引くのを止めます」と止め時を計りましょう。
「もう止めます」と決めたときには、それまで取ったチップを積み重ねて、自分の得点の山を作り、これを高くしていきます。 これで次の人の番です。
この、止め時を計る要因がいくつかあるのがポイントです。
- チップ枚数が、そもそも動物の種類ごとに異なります。枚数がたくさんある動物ほど、同じものを引いてしまう確率が高いのです。
- もし、袋から引いたチップの動物と、他の人が積み上げた山の一番上のチップの動物が同じなら、それらをすべてもらうことができます。しかも、連続する限り何枚でも、です。このため、たくさん奪えそうなチャンスがあるなら、多少リスクを冒してでも引きたくなってしまいます。
常に他の人の山をよく見ておき、期待できそうかどうかを計りましょう。また、自分の番の最後には、重ねる順番をよく考えて山を作りましょう。動物の種類ごとにチップの枚数が異なるので、何を上に置くのか考えどころです。
しかし、ライバルはその連続したお宝を狙って、少しずつ山を削ってくるかもしれません。
もし、袋からサルのチップを引いた時には、誰か1人の山の頂上チップと交換することもできます。狙った種類のチップを獲得するチャンスです。
こうしてゲームを繰り返していき、チップの得点を競います。動物の種類ごとに最多枚数ボーナスもありますので、うまく狙っていきましょう。
ここがオススメ:
手頃な大きさのチップと手軽なルールで、止め時の悩ましさや取ったり取られたりが盛り上がります。
カジノのポーカーチップのような、ずっしりと重い本格的なチップも魅力です。
手軽に楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとしてかなりおすすめのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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