ゲーム紹介:クリプティッド / Cryptid

地形内の条件が重なる一点を特定
クリプティッド (日本語版)
/ Cryptid
メーカー: Osprey Games (オスプレイゲームズ, イギリス), 発行年: 2018年
国内版発売元: Jelly Jelly Games, 国内版発行年: 2020年
作者: Hal Duncan (ハル・ダンカン) & Ruth Veevers (ルース・ビーバーズ)
10才~大人, 2~5人用, 所要30〜50分, ルール難度:★★ (2)

『クリプティッド』は、マス目の地形盤面の中から、未確認生物「クリプティッド」が潜む1マスをいち早く探り当てるべく、各自が隠している〈砂漠から1マス以内〉などの生息地の秘密条件を、質問と回答のコマ置きによって推理しつつ、全員の条件が合う1マスを特定するゲームです。

全員、北アメリカの荒野に潜む未確認生物「クリプティッド」を探求する生物学者として、「水か山にいる」「沼から1マス以内にいる」といった、独自の、かつ秘密の手掛かりを与えられます。 これらの手掛かりを全員分重ね合わせれば、「クリプティッド」が潜むマスが特定されます。
1人ずつ代わりばんこに、1マスを指定しつつ、誰かを指名してその人の条件に合うか/合わないかを聞いたり、「ここに違いない」のチャレンジをしたりしていきます。 質問の結果は、マーカーコマの配置によって、各自の条件に基く「いない」「いるかもしれない」が盤面に反映されていきます。
これらのコマの配置状況によって、ここぞというマスが特定できたと考えたなら、場所の特定にチャレンジしましょう。 もし、そのマスに対して全員が「いるかもしれない」と回答したなら、見事クリプティッドが潜むマスを発見し、ゲームに勝利します。
もし慣れてきたら、上級者向けの「〜にはいない」という否定形の手掛かりが加わるルールで遊ぶことで、かなり難易度の高い推理を楽しめます。
ここがオススメ: コマの置かれ具合をよく見つつ、「ありえる」「ありえない」によってライバルたちの秘密条件を推理する論理的な思考と、「自分の推理には有益だがライバルには役に立たなさそうなマス」を質問する駆け引きを存分に楽しめるゲームです。 ゲーム中盤から後半にかけて情報の確度が徐々に高まっていく興奮と、みごと的中できた時の嬉しさはひとしおです。
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