ゲーム紹介:屋根裏の腹ぺこモンスター / Bitte Nicht Fütter
板ずらしで給餌済み怪物を避ける
屋根裏の腹ぺこモンスター
/ Bitte Nicht Fütter
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2018年
作者: Heinz Meister (ハインツ・マイスター, 代表作:『スティッキー』『デジャブ』など多数)
5才~大人, 2~4人用, 所要15分, ルール難度:★☆ (1.5)

『屋根裏の腹ぺこモンスター』は、箱の中に敷き詰められたタイル群をスライドさせては、現れたモンスターの口にエサとして各自の色の鉛筆で印を書き込みつつ、誰かがすでにエサを与えたモンスターを見つけてしまうことで高まる恐怖点をもらわないようにして1人生き残ることを競うゲームです。

【物語】屋根裏部屋に貼られた「えさをやらないで!」の意味は何なのかを突き止めるため、興味津々の子供たちが屋根裏部屋に忍び込んで、散らばるガラクタをかきわけると、そこにはたくさんの腹ぺこモンスターたちが隠れていました…。
ゲームの箱にボードや白い紙、タイルを何層も重ねて舞台を作ります。

1人ずつ代わりばんこに、屋根裏部屋に敷き詰められたガラクタタイルの〈空き部分〉に列の何枚かをまとめて滑らせることで、新たな空きの場所に出てくるモンスターを確認しては、エサを与えます。

モンスターにエサを与えるには、各自が持っている色の鉛筆で、モンスターの口の中に直接〈おやつ〉として小さな印を描き込みます。

最初はどのモンスターも空腹ですが、エサを与えられたモンスターがどんどん増えていきます。
もし、タイルを滑らせて、すでにエサが与えられたモンスターを出してしまうと、その恐ろしいゲップにやられてしまいます。
そこに描かれているおやつの分だけ、箱のふちにひっかけているコマを「逃げ進んだ」ものとして進めます。
こうして、おやつをたくさん食べたモンスターがどんどん増えていきつつ、それを見つけてしまうことで各自のコマが加速度的なマス数で逃げ進んでいきながら、先に箱を2周してしまったコマの持ち主は脱落させられます。
1人ずつ脱落していきながら、最後まで1人生き残った人が勝ちです
ここがオススメ:
そもそも25ヶ所もあることに加えて、プレイヤーたちの「描き加え」によって「どこがどうだったか」の状況がどんどん変わって覚えきれず、自分が過去におやつを描いたモンスターが出てきたり、たくさんおやつがあるモンスターを見つけてしまったりして盛り上がります。
最初は「何も食べていないモンスター」を探しますが、後半になるほど「おやつが1個くらいのやつなら御の字」「2個くらいなら大丈夫」「3個ならいいほう」といった具合に、全員の許容ダメージ値が高騰していくのが面白可笑しいゲームです。
手軽に楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとしておすすめのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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