ゲーム紹介:うんちしたのだあれ? / Kikafé? / Who Did It?

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残存動物を指定し手札から早出し
うんちしたのだあれ? / Kikafé?
メーカー: Blue Orange (ブルーオレンジ, フランス), 発行年: 2018年
国内版発売元: テンデイズゲームズ, 国内版発行年: 2018年
作者: Jonathan Favre-Godal (ジョナサン・ファブ=ゴダール)
6才~大人, 3~6人用, 所要15分, ルール難度:★ (1)

うんちしたのだあれ?(日本語版):箱

『うんちしたのだあれ』は、毎回不始末の犯人を特定すべく、誰もが自分のペット6種類ではないと示すため、次々と指定される動物カードをスピード勝負で出しては重ねていきつつ、出し尽くされた動物種を指定してしまうことで受け取る〈うんちチップ〉を集めないようにするカードゲームです。

うんちしたのだあれ?:展示用写真

ハムスターやウサギ、オウムなど、全員が同じ構成のペット6種類のカード6枚を手札として持っています。
部屋に残された「不始末」をしでかしたペットの飼い主は誰なのか探していきましょう。

まず最初の人が、例えば、「うちのオウムじゃありません!」と主張しながらオウムのカードを中央に出す、という具合に適当な動物を場に出したらゲームスタートです。

その人は続けざまに、他の人に責任を押し付けるべく「よそのウサギです!」などと適当な動物を指定します。
それを聞いた他の人は、スピード勝負でその指定された動物カードを、「うちの○○じゃありません!」と言いながら手札から場に出しましょう。 うまく先に出せたなら、また「よその○○です!」の指定をして…、とこれを続けていきます。

しかし、注意しなければなりません。 どんどん動物カードが出されていった中盤以降になると、「よその○○です!」と責任転嫁を図ったにも拘らず、誰もその動物を持っていない可能性があるのです。
もし誰もその動物を持っていなければ、もちろん、その責任転嫁しようとした人が犯人です。 不名誉なうんちチップをもらわなければなりません。

こうしてまた6枚手札の初期状態に戻して…、とゲームを続けていき、うんちチップを3枚もらってしまった人が現れたらゲーム終了。 チップをもっとももらっていない人が勝ちです。

ここがオススメ: 急いで出すことで手札を無くせば「先に楽になれる」ため、指定通りの動物カードを出すことに集中してしまい、ふとした瞬間に「あれ、よその…、えーと、あれ、よその…?」と尽きた動物の選択に冷や汗をかいたり、誰かしらが持っていて「良かったーっ!」と安堵したりと、短時間でドラマが生まれるゲームです。 慣れてくると、みんなでトラップのための「流行」のようなものを作り出す、という不思議な深みがあるのもポイントです。 なお、簡単なので小さなお子さんも一緒にできそうと思われがちですが、「片手でそれぞれの動物が認識できる程度に手札を広げて、もう片方の手で1枚だけ抜く」という動作がスムーズにできないと、まったくゲームに参加できずに悲しい思いをさせることになりますのでご注意ください。
手軽に楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとして超おすすめです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

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