ゲーム紹介:おねだりマシーン / Wunschmaschine
札絵の内包有無から物品を早特定
おねだりマシーン
/ Wunschmaschine
メーカー: Igel Spiele (イゲルシュピーレ, ドイツ), 発行年: 2015年
作者: Oliver Igelhaut (オリファー・イゲルハオト)
8才~大人, 3~6人用, 所要20分, ルール難度:★☆ (1.5)

『おねだりマシーン』は、毎回〈おねだりマシーン〉役1人が内緒で選んだ〈おねだり品〉のヒントとして、カードが4枚ずつ公開されてはその物品の中に「ある」か「ない」が宣言される中で、特定されるものを推理していち早く当てるカードゲームです。

毎回、〈おねだりマシーン〉役1人が、9種類の物品のうち〈おねだり品〉1つを内緒で選び、出されるヒントを元にそれをいち早く当てた人にご褒美のコインが与えられます。
ヒントは、おねだりマシーン役が山札からランダムに4枚めくって公開するたびに、その4枚の絵柄の中に〈おねだり品〉が「ある」か「ない」かの宣言されることで出されます。
例えば、

「ない。」

「ある。」

「ある。」
という具合です。
さあ、このようなヒントの積み重ねによって、頭の中で絞り込みの推理を行ないましょう。
いち早く特定できたと思ったら、手の平でお題カードを押さえ、予想を回答します。
(上記写真のヒント例でも特定可能です)
答え合わせをした結果、もし予想が当たっていれば、ご褒美の赤コインをもらえます。
先に5個集めたら勝ちです。
一方、もし間違えてしまうと、ペナルティとして自分の赤コインを1個、得点が低い人に渡さなければなりません。
おねだりマシーン役を交代して…、とゲームを進めていき、いち早く5個目の赤コインを集めた人が勝ちです。
ここがオススメ:
素早く論理的に可能性の絞り込みを行なって推理し、正解を勝ち取るのが楽しいゲームです。
とはいえ、完全に1つに特定するまでヒントが揃うのを待っていては、ライバルたちとほぼ同時に手を出すことになってしまいます。
それゆえ、多少特定がいい加減でも半ば強引に回答しにいきたくなってしまう人間の性と、それが偶然にも当たっていたときに「いや、自分は解っていた」という謎の非論理的な発言が面白おかしくて盛り上がります。
作者イゲルハオトさん独特の不思議な感覚のゲームです。
手軽に楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとしてかなりおすすめのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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