ゲーム紹介:コネクス / CONEX
場の色札に角を重ね効果と点競う
コネクス
/ CONEX
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2017年
作者: Prospero Hall (プロスペロ・ホール, 代表作:『Bob Ross The Art of Chill Board Game』)
8才~大人, 2~4人用, 所要20分, ルール難度:★☆ (1.5)

『コネクス』は、中央の場に各自が手札の色カード1枚を〈コーナー(隅)〉の色部分が合うように繋いでいき、その価値に応じた得点を稼ぐため、カードの特殊効果によるサイコロご褒美の活用と、高得点カードを押さえるための空間作りを駆使するゲームです。

1人ずつ代わりばんこに、中央の場にある得点ボード(最初はこれだけ)の色枠か、そこに繋げられている色カードに対して、手札の中から「〈コーナー(隅)〉の色を重ねたとき、他のカードには触れずに置ける」カードを出して繋げていきます。

繋げたとき、〈コーナー〉の部分に記された得点が得られ、得点ボードで自分の駒が進みます。いち早くゴールした人が勝ちです。
手札から選ぶ際、ただ繋げられるかどうかだけではなく、どれをどこに置くと高得点になりうるかも狙っていきましょう。
また、繋げたカードにサイコロ印があれば、即座にサイコロを振って〈臨時カード補充〉や〈スペシャルコマ:場の末端カード除去〉〈スペシャルコマ:得点2倍〉を獲得できます。
この『コネクス』では手札の補充だけで手番を消費しますので〈臨時カード補充〉は重要ですし、高得点を狙うには〈場の末端カード除去〉〈得点2倍〉のスペシャルコマの活用も掛かせません。
サイコロ印のカードや獲得したスペシャルコマを使うタイミングも計っていきましょう。
こうしてゲームを続けていき、得点ボード上でいち早くゴールに達した人が勝ちです。
ここがオススメ:
空間認識をうまく行ないながら、人の「踏み台」にならないようなタイミングと繋げ方を狙って得点の駆け引きを行なう抽象ゲーム(=Abstract Game、物語や情景などの表象要素が薄いゲーム)です。
初めて遊ぶときはただ色を繋げられる場所に出していくだけになりがちですが、慣れてくると、自分の手札だけが繋げていける「狭い空間」を見出すことができるでしょう。
短時間でじっくり集中して楽しめる大人向けとしておすすめのゲームです。
HABA社の大人ゲームシリーズ: キッズ向けやファミリー向けのボードゲームを得意としてきたドイツのHABA社が、2015年から大人向けのじっくり遊ぶゲームのラインナップを始めました。元々、ボードゲームの開発においてとても優れたプロデュースや編集機関を持っていたHABA社と、著名な大人向けゲーム作家たちがタッグを組むことで、素晴らしい名作ゲームが続々と生まれています。
店内でサンプルをご覧いただけます。
![[ボタン:これを取り扱いリストで確認/購入]](https://blog-imgs-44.fc2.com/s/g/r/sgrk/button-refer-name.gif)