ゲーム紹介:マンハッタン (2018年版) / Manhattan

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ビルパーツ重ねて高さと数を競う
マンハッタン(2018年版) / Manhattan
メーカー: Mandoo Games (マンドゥーゲームズ, 韓国), 発売年: 2018年(原版:1994年ドイツ)
国内版発売元: アークライト, 国内版発行年: 2018年
作者: Andreas Seyfarth(アンドレアス・ザイファルト, 代表作: 『マンハッタン』, プエルトリコ)
8才~大人, 2~4人用, 所要45分, ルール難度:★☆ (1.5)

ドイツ 1994年
ゲーム大賞 (Spiel des Jahres)
大賞受賞(原版として)
マンハッタン(2018年版、日本語版):箱

『マンハッタン』は、カードで示されたボード上の都市のマス位置に、自色のビルパーツを置いたり重ねたりしながら、最上部を制して自分のものになったビルの高さや数に応じて点数を競うゲームです。
1994年にドイツで発行された同名ゲームが、メーカーを変えて透明感のある内容物に一新されたリメイク版です。

マンハッタン(2018年版)、展示用写真

1人ずつ順番に、6つある都市のどこか、また手札の方角カードを繰り出すことでマスを決め、自分のビルパーツを置いたり重ねたりしていきます。

いちばん上のビルパーツが、そのビルのオーナーを表しています。「高さ世界一」などのボーナスを狙って、階数の合計を保ちつつ、どんどん高くしていきましょう。

ゲーム終了までに4~6回ある決算になると、ビルの高さや数に応じて得点が貰えます。決算を睨んで、重要な方角カードは温存しておくことも大切です。

こうしてゲームを続けていき、最後の決算を迎えた上でもっとも高得点の人が勝ちです。

ここがオススメ: ルールは簡単なのに、ビルパーツの乗せ合いで、「自分のが一番高い」という本能を刺激されて熱くなるゲームです。 ライバルが自分のビルの上に乗せてくるとムカッときますが、お互い様です。ムカッと来るのが楽しめるメンバーで遊びましょう。
自分のパーツだけでビルを高くしようとしても、方角カードの巡りから、その成長には限界があります。ライバル同士の乗せ合いが「高さ世界一」の鍵を握るため、独占しすぎない競争が重要です。しかしその傍ら、空いている土地に小さなビルをたくさん作って「数で勝負」というのも大事、という、まるで経済ゲームのような側面を持っています。
じっくり楽しめる大人向けとしてたいへんおすすめのゲームです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

コメント 3

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いよだ  
プロモーションカード「巨大都市」のルール

こんにちは。
プロモーションカード「巨大都市」のルールについてお尋ねします。

"9のビルが存在する各都市においては、各ビルの所有者が追加の1点を獲得します。”

とありますが、
たとえば、青のプレイヤーが6つ、黄のプレイヤーが3つのビルを所有していた場合、
得点は
①青に6点、黄に3点
 となるのか、もしくは
②青に1点、黄に1点
 となるのか、どちらでしょうか?

よろしくお願いいたします。

2019/03/20 (Wed) 19:45 | EDIT | REPLY |   
すごろくやスタッフ  
No title

いよださん

こんにちは。
お問い合わせの件、「①青に6点、黄に3点」が正しい処理となります。
対象の都市の各建物ごとに、所有者に対し1点の追加得点が発生するものです。
この「巨大都市」に限らず、説明書の例の図で「緑のチェック」がついているものは全て追加得点の対象です。よろしくお願いします。

2019/03/22 (Fri) 14:55 | EDIT | REPLY |   
いよだ  
To すごろくやスタッフさん

ご回答いただきありがとうございます!
ご指摘いただいたとおり、図を見るとたしかにそうなっていますね。以後は迷わずに済みそうです。

2019/03/22 (Fri) 15:08 | EDIT | REPLY |   

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