ゲーム紹介:カルバ:カードゲーム / Karuba das Kartenspiel
各自4×4範囲で密林の道札を繋ぐ
カルバ:カードゲーム
/ Karuba das Kartenspiel
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2017年
作者: Rüdiger Dorn (リューディガー・ドーン, 代表作『カルバ』『イスタンブール』など)
8才~大人, 2~6人用, 所要15分, ルール難度:★☆ (1.5)

『カルバ:カードゲーム』は、各自手札から密林の道カードを2枚選んでは、手元の4枚×4枚範囲に収まるように繋げていき、各4色の冒険者が行き止まりや他の冒険者に遮られずに同色の神殿にたどり着けるような配置評価得点を競うゲームです。
※ 2015年発行の大人気ボードゲーム『カルバ』の姉妹品で、密林の道を繋げるところは同じですが、頭の使いどころはかなり異なるゲームです。

全員まったく同じ構成の道カード16枚を持ってランダムの山札とし、そこから引いた3枚の手札から毎回2枚を選んではせーの!で一斉公開し、手元に道を繋げていきます。
ただし、このせーの!の同時公開により、カード2枚の番号合計値が最低だった人は、なんとその2枚のうち1枚を捨てなければなりません。十字路など、使い勝手がよいものほど番号が小さいため、もし最低値になりそうであれば捨ててもいい1枚を混ぜておいたほうがいいかもしれません。
次に、公開した2枚(捨てさせられた人は1枚)を、手元に配置します。既存のカードに隣接させながら、4枚×4枚の制限範囲内に収めなければなりません。
そして、目的は、より得点が高まるように、同色の冒険者と神殿を道で障害物なく繋げることです。
さらに、神殿までの道中に水晶や金塊があればなお高得点になります。
こうして、手札を補充してはまた2枚を選んで公開しつつ配置して、…とゲームを続けていき、全16枚を配置したらゲーム終了。 神殿まで繋げたことと道中の水晶/金塊得点を計算し、合計がいちばん高かった人が勝ちです。
ここがオススメ:
本家カルバとも異なるシンプルなルールで、ああでもないこうでもないと、本家に通じる道配置の悩ましさが楽しめるゲームです。
カードの道構成の把握とともに、やればやるほど上達する喜びが得られます。
子どもから大人まで短時間で集中して楽しめる、幅広い年齢層向けとしてかなりおすすめのゲームです。
HABA社の大人ゲームシリーズ: キッズ向けやファミリー向けのボードゲームを得意としてきたドイツのHABA社が、2015年から大人向けのじっくり遊ぶゲームのラインナップを始めました。元々、ボードゲームの開発においてとても優れたプロデュースや編集機関を持っていたHABA社と、著名な大人向けゲーム作家たちがタッグを組むことで、素晴しい名作ゲームが続々と生まれています。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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