ボードゲーム紹介:ワニに乗る?積み上げのメモリー / Tier auf Tier - Stapel-Memo
駒の重ねと挿入で序列違いを告発
ワニに乗る?積み上げのメモリー
/ Tier auf Tier - Stapel-Memo
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2016年
作者: Christoph Behre (クリストフ・ベーレ) & Klaus Miltenberger (クラウス・ミルテンベルガー, 代表作『ワニに乗る?』など)
5才~大人, 2~4人用, 所要15分, ルール難度:★☆ (1.5)

『ワニに乗る?積み上げのメモリー』は、ボード上に積み上げられる塔の動物種類を覚えて、袋からランダムで引いたコマを、描かれた動物の〈サイズ順〉に応じて挿入したり抜いたりしながら、塔を崩さないようにするゲームです。

1人ずつ代わりばんこに、中を見ずに袋から円柱型のコマを1個取り出して、そこに描かれた動物が、それまでボード上に積み上げられたコマの動物サイズ順でいうとどこにあたるかを、記憶と照合して見極め、上部を持ち上げては挿入したり、単純に積み上げたりしていきます。

塔の動物が増えてくるにつれ、また、塔のバランスを気にするにつれ、段々と動物の順序がわからなくなってきます。
もし、誰かに「その順序はおかしい!」と指摘されると、確かめてミスしたほうが負けてしまいます。
しっかり覚えて適切な場所に挿入していきましょう。
ところが、ときどき〈ワニ〉のコマが登場します。

このワニは、塔に組み込むのではなく、数サイコロを振って塔の上から指定番目のコマを除外するという、たいへんやっかいな存在です。惑わされないようにしなければなりません。
こうしてゲームを続けていき、誰かが塔を崩すか、告発が行なわれるかしたらゲーム終了。塔を崩さなかった人たちや、告発内容の確認でミスしなかったほうが勝ちです。
ここがオススメ:
律儀にまっすぐ積めば動物の順序もわりと覚えていられますが、危なっかしい積み方によって「バランスを気にする」という異なる要素が入るととたんにわけが判らなくなり、さらにワニが追い討ちをかける可笑しみが盛り上がるゲームです。
2度目、3度目と繰り返すことにより、びっくりするぐらい初期に告発される混乱っぷりが楽しめます。
子どもから大人まで誰でも手軽に楽しめる、幅広い年齢層向けとしてかなりおすすめのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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