ゲーム紹介:クラスク / Klask
台下から選手を操り玉を弾き合う
クラスク
/ Klask
メーカー: Klask ApS (クラスク, デンマーク), 発行年: 2017年(原版2014年)
作者: Mikkel Bertelsen (代表作: ミッケル・ベーテルセン)
8才~大人, 2人専用, 所要10分, ルール難度:★ (1)
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ドイツ 2017年 ゲーム大賞 (Spiel des Jahres) 準候補 (Empfehlungsliste) |

『クラスク』は、台の下から磁力で連動する選手コマを動かし、エアホッケーゲームのように玉1個を相手ゴールに入るように打ち返したり、磁石障害コマを敵陣に運んで敵コマに2個付着させたりするアクションゲームです。

コロコロ転がる玉を、エアホッケーゲームのように敵陣の凹みに入れるようにうまく打ち返していき、ゴールできれば+1点。6点先取を競います。
いくつかの特徴によって、よくあるエアホッケーゲームにはない工夫や戦略方法があるのがポイントです。
- 台下中央に仕切りがあり、敵陣まで自分のコマを運べない。
- 盤面に置かれた白い〈磁石障害コマ〉を自分のコマに2個付着させてしまうと失点。
- 自分のコマを、うっかり自分側のゴール凹みにハマらせてしまっても失点。
特に特徴的なのが〈磁石障害コマ〉です。
この磁石障害コマは玉を当てることで敵陣に運ぶことができ、敵コマは(2個付着すると失点してしまうので)その付着を嫌って動きが牽制されるのです。さらに、この動きが制限された中で、〈うっかり凹み落ち〉も狙えるかもしれません。
こうして、どちらかに点が入るたびに盤面をリセットしながらゲームを続けていき、先に6点目を獲得した人が勝ちです。
ここがオススメ:
玉の打ち返し攻防に加えて、磁石障害コマをどう誘導するか、制限された範囲でどう立ち回るかなど、戦略要素の高さが魅力のアクションゲームです。ギャラリー含めてわあわあと騒ぎながら遊ぶのがいいでしょう。
手軽に楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとしてかなりおすすめのゲームです。
なお、コマも小さいため、小さな子供だと玉に当てることすらままならないこともありますのでご注意ください。
2019年版の変更点: 国内で2019年11月から発売を再開した新版では、白い磁石障害コマの磁力がより強力になり、操るポールのボード設置面にシールを貼ることで動きがよりスムーズがなりました。
2023年版の変更点: 国内で2023年から販売しているものは、ボード表面の印刷がシールではなく塗装に変更された新版です。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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