ゲーム紹介:クイビット! / Quibbit!

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クイビット:サムネイル

歩数札を保つ蛙の脱落円環レース
クイビット! / Quibbit!
メーカー: LOGIS(ロジス, リトアニア), 発行年: 2019年(初版2016年)
作者: Dennis Kirps(デニス・キープス) & Gunter Burkhard(ギュンター・ブルクハルト)
7才~大人, 2~4人用, 所要15分, ルール難度:★☆ (1.5)

クイビット(2019年版):箱

『クイビット!』は、睡蓮の円環マスを舞台に、進める歩数カードを同時に表明しては自色のカエルを動かし、自色マスに着地できないと使用カードを没収されるという過酷な条件の元、最後の生き残りを目指す脱落式レースゲームです。

クイビット!:展示用写真

睡蓮の葉っぱや花の円環マスをコースに展開される、カエルたちの脱落式レースです。

毎回、各自が〈自色のカエルを、自色の葉っぱか花に着地するように進める歩数〉を狙って、手札の1〜5の番号カードから選んだ1枚を全員同時に表明します。

〈番号がより小さく〉て〈王冠カエルを先頭に、より後方にいる〉人から順番に、出した歩数通りに自分のカエルを進めていきます。 ただし、進む歩数は、カエルがいるマスは飛び越え、空いているマスしか数えないため、動かす順番によっては位置関係がズレて想定していたところに着地しないかもしれません。

もしうまく自色の葉っぱや花に着地できれば、今回自分が出した番号カードを回収できますが、もし着地できないと、捨て札にさせられてしまいます。つまり、うまく選ばないと、手札という選択肢そのものが徐々に削られてしまいます。さらには手札が尽きると〈脱落〉です。

こうしてゲームを続けていき、1匹だけ生き残るか、最後尾に追い付いたカエルの持ち主が勝ちです。

ここがオススメ: 大胆なデフォルメが可愛らしいカエルコマなどの内容物とはうらはらに、選択肢が削られるという過酷な条件の元、「自分のカエルがどこに行きたいか」「だとすると歩数はいくつか」「その歩数だと何番目の移動になりそうか」「うわだめだアイツがあそこを狙ってくるはずだからズレる…、いや待てよ…」と、各自の狙いがほどほどに解るがゆえに、読み合いがたいへんアツく盛り上がるゲームです。 安全に回収できるように進めてばかりではなく、時には予想外の仕込みでライバルたちを混乱におとしいれましょう。
短時間でじっくりと駆け引きを楽しめる大人向けとして超おすすめのゲームです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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