ゲーム紹介:幻獣屋物語 / Beast Master Tale
協力し神話幻獣を味方に災厄倒す
幻獣屋物語 (改訂新版)
/ Beast Master Tale
メーカー: NINJAWORKS (ニンジャワークス, 日本), 発行年: 2015年
作者: 坂上 卓史 (さかうえ たかし / プロダクトアーツ合同会社)
原作&イラスト: けーすみ
14才~大人, 2~4人用, 所要45分, ルール難度:★★ (2)

『幻獣屋物語(げんじゅうやものがたり)』は、和風の幻想世界を舞台に、全員が連携して世界の崩壊を防ぎつつ幻獣を倒したり仲間に加えながら冒険を進め、最後に強大な宿敵「イザナミ」との決戦に挑んで単独勝利を目指す、準協力型のゲームです。

ランダムに配置された9つの場所に、「幻獣」と呼ばれる怪物が次々と現れます。
1人ずつ代わりばんこに、自分の分身である「九尾」を移動させたり、これらの幻獣と戦わせながら、仲間や経験値、強力なアイテムなどを集め、自分の一団を強化していきます。

もし幻獣を放置しておくと、徐々に世界が崩壊していき、完全に崩壊すると全員が敗北になってしまいます。
しかし一方で、最終目的である宿敵「イザナミ」は、世界そのものと結び付いているため、世界の崩壊によってその力が弱まっていきます。
全員で協力し、敗北につながらない程度に幻獣を排除しつつも、ほどよく「イザナミ」の力を削いでいかなければなりません。
倒した幻獣は、そのまま仲間にするか、〈倒した経験値〉として一団を強化するか選びます。 幻獣の種類ごとに、体力や得意とする攻撃、経験値といったステータスが異なるため、きちんと方針を決めてから対応する必要があるでしょう。
さらに、最終目的である宿敵「イザナミ」は、通常の幻獣とは異なる超越した強さを持っているため、うかつに挑んでもあっさり返り討ちにされてしまいます。 そのため、じっくりと時間を掛けて自分の一団を強化したいところですが、このゲームは「イザナミ」を先に倒して1人勝ちを目指すのが目的です。ライバルの動向をうかがいながら、どのタイミングで勝負を仕掛けるかがポイントとなります。
こうして、いち早く「イザナミ」に挑戦し、見事討ち倒した1人が勝ちです。
ここがオススメ: 日本神話をモチーフにした世界観を舞台に、敗北条件と宿敵弱体化のバランスを取りながら、仲間に加えるか経験値に変換するか、といった一団強化の方向性に悩みつつ、ライバルたちを出し抜けるぎりぎりの成長度合いで宿敵に挑む挑戦が盛り上がります。 じっくり遊べる、家族・大人向けとしておすすめのゲームです。
ルールが刷新されました:
2016年9月に、それまで不明な点や解りにくい点が多かった説明書の内容が一新され、より遊びやすくなりました。
旧版をすごろくやの店頭にてお買い上げ頂いた方には、郵送または店頭にて新版ルールをお渡ししますのでお申し出下さい。
店内でサンプルをご覧いただけます。
体験イベント開催:
説明書が一新された新版登場に合わせて、2016年10月29日(土)、すごろくやのボードゲームスペース「す箱」にて、この幻獣屋物語の特別体験会を開催します。
メーカー・NINJAWORKSさんの全面協力のもと、すごろくやのインストラクターがていねいに遊び方を説明します。こういったゲームが初めての方でも安心して遊んでいただけます。
当日はNINJAWORKSの開発担当者さんによる開発秘話などのこぼれ話も。
まだ遊んだことがない方も、買ったけれどまだ開けていない方も、ぜひこの機会にご参加下さい。
詳細リンク⇒ 10/29(土) 宣伝企画イベント「幻獣屋物語 特別体験会」を開催します
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