ゲーム紹介:コーディングギア / Coding Gear
3手先行動を仕込む升目の駒対戦
コーディングギア(2015年版)
/ Coding Gear
発行元: もんはみ工房 (日本), 発行年: 2015年(原版2014年)
作者: もんすけ
8才~大人, 2人専用, 所要 分, ルール難度:★★ (2)
『コーディングギア』は、3×3のマス目で自駒群を動かして敵陣の出入口マスを封鎖するため、毎回、先読みによって3回分の行動を仕込んでいく2人専用の対戦ゲームです。
3×3のマス目が舞台です。互いに、自分の虫コマを左手前の出入口から出しては、右奥の相手の出入口まで到達させようとします。
互いのコマは、同じマスに後から進入されると、奪われて無くなってしまいます。相手から来るコマは迎撃できるように、また自分のコマは迎撃されないようにうまく移動させなければなりません。
この一連の将棋のような攻防を、毎回、自分の命令タイル〈↑移動〉〈↓移動〉〈←移動〉〈→移動〉〈出入口から新しいコマを出す(または出入口を封鎖する)〉を組み合わせて、3回分仕込んだ上で順番に行なわなければなりません。
相手も同じように3回分の行動を仕込んできますので、いろんな可能性を考えて先読みし、コンピュータのプログラムのように組み立てるのが醍醐味です。
また、これらの行動タイルが(ひっくり返すと)自分のコマでもあります。そして、各行動タイルは2枚ずつしかありません。新しいコマを盤上に出す際、うまく選んでおかないと、「仕込みたいのにその行動が無い」という事態になってしまいます。
こうしてゲームを続けていき、いち早く相手の出入口に辿り着いて封鎖したほうが勝ちです。
ここがオススメ: 盤上の状況を見て「何をどの方向に」の可能性をよく考えた上で、読み合い、相手の予想をくつがえすような行動を仕込むのが楽しいゲームです。短時間で決着がつきますが、じっくり集中して子供から大人まで遊べる、幅広い年齢層向けとしておすすめのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
- 関連記事
-
- ゲーム紹介:ケルベロス / Cerberus (2016/03/20)
- ゲーム紹介:えげつな7(セブン) / Die Fiesen 7 (2016/03/10)
- ゲーム紹介:コーディングギア / Coding Gear (2016/03/06)
- ゲーム紹介:ドクターエウレカ / Dr. Eureka (2016/03/05)
- ゲーム紹介:レッド・ドラゴン・イン / Red Dragon Inn (2016/03/04)