ゲーム紹介:横暴編集長
上下句を繋げて新文学題名を競う
横暴編集長
メーカー: ジャンクション(日本), 発行年: 2015年
10才~大人, 3~5人用, 所要20分, ルール難度:★☆ (1.5)
『横暴編集長』は、各自が編集者となり、文学題名の上半分/下半分だけが書かれたカードを「世界の中心で沈没」「モヒカン族の妹がいる」など面白可笑しくなるように組み合わせて、新しい斬新な新文学題名を選出するゲームです。
各自、超大手出版「放談社」の鹿馬文庫シリーズ編集部に配属された編集者となって、斬新な新文学題名を生み出しましょう。
古典や落語、ベストセラー、ライトノベルなど、どこかで聞いたことがあるような、文学題名の上半分/下半分だけが書かれた上の句/下の句カード、合計200枚を使って遊びます。
1人ずつ代わりばんこに、自分の手札から1枚と、場に並んだカードから1枚を組み合わせ、面白可笑しい題名をちょっとしたコメントを付けながら発表します。場にあるカードはどんどん減っていくため、思い描いていた句が無くなってしまうかもしれませんが、あきらめずに組み合わせを考えて選びましょう。
全員が発表し終えたら、せーの!の一斉投票で優秀作品を選出します。
これを繰り返し、人数×2回分の選出を行なったら、最終の正式採用タイトル選出です。
せーの!の投票で、もしみごと正式採用タイトルが1つの作品に決まったら、そのタイトルを作った人が優勝です。でも、もし1つに決まらなかったら、ジャンケンで勝った人が「横暴編集長」となって決めます。編集長権限を振りかざし、独断と偏見で正式採用タイトルを決めましょう。
ここがオススメ: ほとんど全員が知っているようなタイトルの一部を使うために、物語としての情景が思い浮かびやすくてイメージが膨らむ面白可笑しい珍タイトルが盛り上がるゲームです。勝ち負け云々はそれほど意味がありません。手軽に楽しめる大人向けとしてかなりおすすめです。
姉妹品として、まったく新しい200枚が用意された『横暴編集長 〜ニンジャ記念日〜』もあります。遊び方などはまったく同じです。混ぜて遊ぶと楽しさも倍増するでしょう。

店内でサンプルをご覧いただけます。