ゲーム紹介:ゴーストブラスター / Glibbergebibber
協力し駒3体でオバケを抑え撃退
ゴーストブラスター
/ Glibbergebibber
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2014年
作者: Wolfgang Dirscherl (ヴォルフガング・ディルシェール, 代表作:『ワイルドバイキング』など)
5才~大人, 1~4人用, 所要15分, ルール難度:★☆ (1.5)
『ゴーストブラスター』は、タイルのマス目上で、3体のゴーストハンターを上手に移動させながら、タイルをめくっては潜むオバケの種類を確認しつつ、3体で同時に同じ種類のオバケ3匹を抑えて撃退する協力型のゲームです。
夜の12時、お化けが現れるゴーストタイムの到来です。タイル4×6枚で表されたお城に潜むお化けを、ベトベト弾で封じ込めて撃退しましょう。
1人ずつ代わりばんこに、専用のサイコロを振っては、タイルをマス目として、3体あるゴーストハンターのどれかを動かしていきます。
移動した先のタイルをめくって潜んでいるオバケの種類を確認します。オバケは全体でも数種類しかいないため、同じ種類のオバケがたくさんいます。
同じオバケの3匹に気付いたら、ゴーストハンター3体をうまく導いて個別に抑えると、これで捕まえたことになります。捕まえた印として緑色のベトベト弾を置き、さらに他のオバケを捕まえにいきましょう。
ただし、無駄にウロウロして探りを入れているわけにはいきません。サイコロで〈時計〉が示されると、時計盤の時刻が進み、針が1周して再び12時になると〈失敗〉として全員負けになってしまいます。みんなで相談しながら、効率良く進めていきましょう。
また、潜んでいるのはオバケだけではありません。運悪く〈鍵穴〉の絵をめくってしまうと、四隅のどこか、対応する牢屋に飛ばされ、他のゴーストハンターの助けを待たないかぎり動けなくなってしまいます。
このため、移動時には「もし今このコマが牢屋に飛ばされてしまうと、そこに助けに行くのはかなりのロスになる」といったリスクも意識する必要があるのです。
こうしてゲームを続けていき、針が再び12時を指す前にすべてのオバケを封じられたら全員の勝ち。12時になってしまった、あるいは、3体とも身動きが取れなくなったら全員の負けです。
ここがオススメ: 全員で相談しながら、どこにどのオバケがいるかを効率良く探りを入れながらよく憶えておこうとするのですが、牢屋に飛ばされるハプニングによって計画が乱れ、それによってオバケの場所を間違えたりして、気持ちばかりが焦る緊張感が楽しいゲームです。子供はじっくりと、大人は手軽に盛り上がって楽しめる、幅広い年齢層向けとしておすすめです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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