ゲーム紹介:カルバ / Karuba

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全員同じ道を置き森林経路を形成
カルバ / Karuba
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2015年
作者: Rüdiger Dorn (リューディガー・ドーン, 代表作:『イスタンブール』『ベガス』など多数)
8才~大人, 2~4人用, 所要40分, ルール難度:★★ (2)

ドイツ 2016年
ゲーム大賞 (Spiel des Jahres)
最終候補 (Nominiert)

カルバ:箱

『カルバ』は、毎回、全員が同じ道タイルを自分のジャングル盤マス目に配置しながら経路を形成し、探検家たちを神殿に導いたり、道中の貴鉱石を集めたりするゲームです。

カルバ:展示用写真

各自、自分のまっさらなマス目ボードに、左端と下端には探検家たちを、上端と右端には神殿を、“全員同じ初期配置になるように”置いたらゲームスタートです。
1人のめくり役がランダムに道タイル1枚を引くたびに、そのタイル番号を手掛かりにして他全員もそれとまったく同じタイルを手に取っては、自分のマス目のどこかに置き、探検家と神殿を結ぶ経路を自由に形成していきます。

探検家と神殿は色で対応していて、その色の神殿にみごと導ければ、先着順でより高得点の財宝を獲得できます。しかし、ただ経路をつなげれば良いのではなく、実際に道に沿って動かして神殿まで辿り着かせなければなりません。
探検家を進めるには、進められる道がつながっていて、かつ〈今回配置するはずの道タイル〉を捨てなければなりません。さらに、捨てるタイルの道は、三叉路、十字路といった「経路形成に便利」なものほど移動歩数が増えるため、経路形成に使うのか、それとも移動のために使うのか、頭を悩ませます。

また、道中には金塊や水晶といった貴重な鉱石も現れます。無視できない得点源ではあるものの、先着順の神殿得点を差し置いてまで狙う価値があるのかどうか、よく考える必要があるでしょう。

こうしてゲームを続けていき、全タイルをめくりきるか、誰かが探検家を4人とも神殿に辿り着かせたらゲーム終了。集計した合計得点がいちばん高い人が勝ちです。

ここがオススメ: 全員が同じ条件で始めて、同じタイルを配置していくにも拘らず、予想と思惑のズレによってまったく異なる経路が構成されていくのが面白いゲームです。やればやるほど上手になりますし、遊ぶたびにお互いの配置やコマ移動が気になるような深みが出てきます。じっくり遊ぶ、子供から大人まで幅広い年齢層向けとして超おすすめです。

HABA社の大人ゲームシリーズ: キッズ向けやファミリー向けのボードゲームを得意としてきたドイツのHABA社が、大人向けのじっくり遊ぶゲームのラインナップを始めました。元々、ボードゲームの開発においてとても優れたプロデュースや編集機関を持っていたHABA社と、著名な大人向けゲーム作家たちがタッグを組むことで、素晴しい名作ゲームが続々と生まれています。

安心のすごろくや製日本語ルール: そのHABA社との密な連携によって、オリジナル版と遜色のない、豪華で、しかも読みやすい日本語説明書をお付けしています。

カルバ:日本語説明書の初期配置図

難易度別のおすすめ初期配置表付き: さらに、説明書には本国ドイツ版にもない「難易度別のおすすめ初期配置表」を掲載しています。 不慣れな状態でランダムに置くよりも、適切な難易度の配置にすることで格段に面白さを感じていただけるはずです。

番号カード: 2023年からの販売分には「特製カルバ用番号カード(非売品)」をお付けしています。ゲーム中、この1〜36の番号カードをめくって、次に配置するタイルを決められます。世界各国で人気の『カルバ』ですが、この番号カードはすごろくやオリジナルのものです。 カルバ:番号カード

店内でサンプルをご覧いただけます。

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