ゲーム紹介:ペッパー / Pepper

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札の総取りで公開札を押付け合う
ペッパー / Pepper
メーカー: テンデイズゲームズ (日本), 発行年: 2015年(原版ドイツ1988年)
作者: Wolfgang Kramer (ヴォルフガング・クラマー) & Michael Kiesling (ミヒャエル・キースリング)
10才~大人, 3~9人用, 所要30分, ルール難度:★☆ (1.5)

ペッパー:箱

『ペッパー』は、数札を1人1枚ずつ出しては誰かが総取りする小勝負を繰り返しながら、最弱の公開札を最終的に引き取らないように、押し付け合いの駆け引きを行なうゲームです。ジャンル「トリックテイキング系ゲーム」に属します。

ゲームジャンル紹介:トリックテイキング系ゲーム

ペッパー:展示用写真

手札から、色縛りに応じて番号カードを1人1枚ずつ出しては、より大きな番号の人がそれを総取りする〈トリック〉と呼ばれる小勝負を繰り返して、手札を使い切るまで行ないます。

小勝負〈トリック〉のたびに、カードは総取りした人の手元に溜まっていきますが、最弱番号の〈1〉だけは、まるで手札に戻るように、再利用可能なものとして手元に残ります。

誰かが手札を使いきって集計するとき、この〈1〉カードがくせ者で、手元に残したままにしていると、同じ色の、それまでに集めてしまったカード枚数が失点となってしまいます。このため、手札内容を鑑みて、どの時点で(2度と戻ってこないように)この〈1〉を手放すか、また、他の人に〈1〉を押し付けられないようにするにはどのカードを出せばいいか、などの駆け引きがたいへん重要になります。

こうして、〈手札を配る〉→〈トリックの繰り返し〉→〈集計〉を5回繰り返したらゲーム終了、もっとも失点合計を抑えられた人が勝ちです。

ここがオススメ: 誰もが引き取りたくない〈1〉カードの押し付け合いに盛り上がるゲームです。じっくり考える大人向けとしておすすめです。ルールも比較的シンプルで、初めてのトリックテイキング系ゲームとしても適しています。

2022年版 2022年8月から箱サイズが幅9.5cmとコンパクトになった新装小箱版が販売されています。

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投稿者:すごろくや

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