ゲーム紹介:くだものあつめ / Fruit Picking

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循環を考え種を分配し果物を収集
くだものあつめ / Fruit Picking
発行元: うずまきスイッチ (日本), 発行年: 2014年
作者: Jun-ichi Shinde (代表作:『スタンプグラフィティ』)
6才~大人, 2~4人用, 所要30分, ルール難度:★☆ (1.5)

くだものあつめ:箱

『くだものあつめ』は、各自の手元の環状マスに種を分配・増加させながら、蓄えた種で市場の果物カードを購入しては、いち早く規定の果物セットを揃えるゲームです。

くだものあつめ:畑近影

1人ずつ代わりばんこに、自分の手元にある畑(カード7枚で構成された環状マス)のマスのどこかの種をすべて取っては、時計回りに1個ずつ隣のマスへと分配して(撒いて)いきます。紀元前から存在する『マンカラ』というゲームと同じ動作です。種はカラフルですが色の違いに意味はありません。

くだものあつめ:展示用写真

分配の最後の1個を置いたマスには、そこに描かれた果物の数だけ種を増やせます。分配にあたって、どこのマスの種群を取ればより効率よく増やせるのかをよく考えましょう。

この分配と増加により、次第に〈家〉のマスに種が溜まってきます。
もし、分配の際、最後の1個を置いたマスの果物が市場にも並んでいて、かつその果物の購入に必要な数の種が家のマスに溜まっているのなら、それを消費して獲得できます。

こうしてゲームを続けていき、いち早く〈各種1枚ずつ〉〈同種4枚〉など、規定の〈果物セット〉を組み合わせられた人が勝ちです。

ここがオススメ: 効率良く種を増やすにはどうするか、家のマスに種を置きつつ購入したい果物のマスで分配を終わらせるにはどうするか、など、目的のマスで種を撒き終えるために「だとしたら種がどこのマスにいくつ必要か」という計画性に頭を悩ませるのが楽しいゲームです。じっくり集中して遊ぶ、子供から大人まで幅広い年齢層向けとしてとてもおすすめのゲームです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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