ゲーム紹介:火の用心教訓いろはかるた
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すごろくや
江戸の火災教訓を学ぶ質朴かるた
火の用心教訓いろはかるた
発行元: ティー・アイ・シー (日本), 発行年: 1994年
作者: 松浦 孝次 (代表作: 『大相撲出世双六』)
5才~大人, 2人以上用, 所要30分, ルール難度:★ (1)
『火の用心教訓いろはかるた』は、江戸時代から文献で伝えられている火の用心の心得を、情緒ある絵で親しみやすくした「かるた」ゲームです。
い、ろ、は、…の絵札と読み札の47セットが入っています。
江戸当時に作られた作者不明の原文は、五七調の変体仮名使いで書かれていました。絵札では、これらの見事な内容が限られたスペースに表現されており、この情緒あふれる絵柄が魅力です。
また、すべての読み札をテキストに起こしたものと、その現代語訳テキストが同梱されています。
例えば、原文「いにしへの火の用心のをしへ草、いまもかわらじまもれ人々」は、現代語訳では「昔から伝わる火の用心の教えの数々は今の世でも変わるはずはないのだから、皆さんしっかり守りましょう。」といった具合です。
ここがオススメ: 江戸情緒を感じつつ、現代にも活かせる火災教訓を学べる「かるた」です。分厚く、頑丈なカードは、世代を越えて代々受け継がれることでしょう。対象年齢表記は5才となっていますが、読み手としては大人が必要と思われます。
店内でサンプルをご覧いただけます。