ゲーム紹介:ハエのごちそう / Fliegenschmaus

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マス効能を置換し蝿で糞を目指す
ハエのごちそう / Fliegenschmaus
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2015年
作者: Dietmar Keusch (ディットマー・コイシュ)
6才~大人, 2~4人用, 所要15分, ルール難度:★☆ (1.5)

ドイツ 2015年
キッズゲーム大賞 (Kinderspiel des Jahres)
準候補 (Empfehlungsliste)

ハエのごちそう:箱

『ハエのごちそう』は、自分のハエ4匹でゴール(魅力的な糞塊)までの8マスを導くため、1匹を1〜2歩ずつ進めながら、ランダムで引いたカードを好きなマスに置いて、自分だけの連続進みマスを作ったり、そのマスのハエをすべて振り出しに戻したりするゲームです。

ハエのごちそう:展示用写真

むむむっ。このかぐわしい臭いはいったい何でしょう? すべてのハエが、大きくて美しい“ハエケーキ”のてんこもりに魔法のように惹きつけられながらも、彼らの前には遠く険しい道が立ちはだかっています。

リアルな自分の色のハエ4匹で、8マス先にあるゴールの“ハエケーキ”のてんこもりを目指しましょう。

ハエのごちそう:ハエ近影

1人ずつ代わりばんこに、カードを引いては、その効能〈カードを置いた、もしくはそこに着いたら振り出しに戻される〉や〈特定色のハエだけは着地したら2歩進める〉などに応じて好きなマスに重ね、その上で自分のハエを1匹選んで1〜2歩進めていきます。

その都度、どのハエを進めるかはマスのカード状況によって変わります。〈2歩進める〉カードは必ず、しかも連鎖して進めるので一見良さそうですが、その先に〈振り出しに戻る〉カードが置かれているならば、そこに進めるのは自殺行為です。
どのハエが動かされるとどうなるかを見定めた上で、進めるハエを選んだり、カードを置くマスを選ばなければなりません。

また、カードには他にも即座に適用する〈マスの交換〉や〈1歩進める〉などの効能もあります。うまく活用していきましょう。

こうしてゲームを続けていきながら、いち早く4匹目のハエをゴールの“ハエケーキ”のてんこもりに辿り着かせられた人が勝ちです。

ここがオススメ: リアルなハエコマで糞塊を目指すという強烈なインパクトの題材の上で、連鎖を鑑みたマス目効能の上書きによって、じっくり考えつつ自分の有利な場所や相手の足を引っ張る方法を見出していくのが楽しくて盛り上がるゲームです。子供はじっくりと、大人は気軽に、幅広い年齢層向けとしておすすめです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

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