ゲーム紹介:おさかなこいし / Fische und Steine

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密かに狙うマス目列に魚を寄せる
おさかなこいし / Fische und Steine
メーカー: LOGIS (ロジス, リトアニア), 発行年: 2014年
作者: Dennis Kirps (デニス・キープス) & Jean-Claude Pellin (ショーンクロウデ・ペリン)
7才~大人, 2~4人用, 所要20分, ルール難度:★☆ (1.5)

おさかなこいし:箱

『おさかなこいし』は、3×3枚が並んだ〈池〉から、自分には魚をより多く、人には石を押し付けるべく、各自が秘密裏に仕込んだ〈狙っている列〉を読み合いながら、池の要素を上下左右に動かしていくゲームです。

おさかなこいし:展示用写真

各自ネコとなって、池にいる魚をより多く釣り上げましょう。
魚や石などのカードが3×3枚に並べられた〈池〉の自分側の1辺に、〈どの列を獲得対象とするか〉の意味でネコカードを置きます。ただし、ライバルにはその場所を知られないように、裏向きで、かつダミーの白いカードを混ぜつつ置きます。

全員が置いたら、写真のようにいっせいに表にします。〈浮き〉カードを持つ人から順番に、自分がネコを仕込んだ列の3ヶ所のうち、魚(=得点)が多そうなものを選んで自分のバケツに獲得していきます。
誰かと列の狙いが被っていると、あとの番の人ほど旨みは少なくなっていくでしょう。また、かならず獲得しなければならないため、ときには減点の石を取らされるはめになるかもしれません。

さらに、実は、このような〈狙い列の仕込み〉と〈獲得〉の間に、〈池の移動〉があります。
1人1回ずつ、池の1ヶ所を選んでは、上下左右の隣に動かしていくのです。これによって、空きができるとともに、得点の山積みもできていきます。ライバルが「なぜそう動かすのか」をヒントに狙っている列を察知し、自分が狙う列にだけ高得点の山が来るように魚の大群をおびき寄せていきましょう。

こうして、また新しいラウンドで池に9枚を重ねながら補充して、と、〈仕込み〉→〈おびき寄せ〉→〈獲得〉を繰り返しながら続けていき、4ラウンドでゲーム終了。バケツに獲得した魚得点と石減点の総合得点がいちばん高い人が勝ちです。

ここがオススメ: 池の魚や石の配置状況から、あれこれ考えて列を仕込むことで、うまくライバルを出し抜いたり、ライバルの予想外の移動によって減点を引き取らされてたりする駆け引きと心理戦のドラマが楽しいゲームです。
短時間で手軽に遊んでもよし、じっくりと読み合ってもよしと、子供から大人まで幅広い年齢層向けとしておすすめです。

特製説明書付: メーカー協力により、同梱のオリジナル説明書に基いて制作した説明書をお付けしています。また、オリジナル版のルールをよりスマートにする、原作者とメーカーから推奨された最新ルールを反映しています。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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