ゲーム紹介:ワンニャービスケッツ / WoofMeow Biscuits

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すごろくや

丁度14狙い犬猫の数札を重ね足す
ワンニャービスケッツ / WoofMeow Biscuits
メーカー: Big Fun (ビッグファン, 台湾), 発行年: 2014年
国内版発売元: すごろくや, 国内版発行年: 2019年
作者: 陳智帆 (チェン・チーファン)
6才~大人, 2~5人用, 所要15〜25分, ルール難度:★☆ (1.5)

ワンニャービスケッツ(日本流通版):箱

『ワンニャービスケッツ』は、数2〜6の犬猫カードを1枚ずつ出しては値を足していき、14ぴったりにしてご褒美を貰ったり、次の人に14を越えさせて失点を押し付けたりして、可愛いビスケット得点を集めるカードゲームです。

ワンニャービスケッツ:展示用写真

【物語】犬も猫もビスケットが大好き。飼い主に気付かれないよう、ちょうど14歩離れたところに置いてあるビスケットを少しずつ近付いて獲得できるでしょうか?

1人ずつ代わりばんこに、2〜6のどれかが書かれたカードを1枚、手札から選んで中央の場に重ね、その都度、数を足していきます。例えば、最初に2を出して「2」、次に3を出して「5」、4を出して「9」といった具合です。

目標となる合計値が〈14〉です。もし、ちょうど合計が14になるような数のカードを出せれば、ご褒美としてビスケット得点が貰えます。
でも、もし14を越えるような数のカードを出してしまったら、飼い主に見つかったことになり、!マークの減点チップを貰わなければなりません。

そしてまた場をリセットして1枚から…、とこれを繰り返していきますが、特殊なカードがやりとりを盛り上げます。
合計から1減らして難を逃れられるもの、出す順番を逆転させるものなどです。

いちばん特徴的なのが〈犬限定〉カードで、これが出された以降、猫カードを出すと減点対象となってしまいます。
〈猫限定〉カードは存在しないため、常に犬カードを温存しておきたいところですが、実は犬カードは大きな数に偏っているために14を越えてしまいやすいのです。犬と猫のどちらを出すべきか悩みどころです。

こうしてゲームを続けていき、ストックのビスケットか減点チップが尽きたらゲーム終了。ビスケットと減点の総合得点がいちばん高い人が勝ちです。

ここがオススメ: 可愛い絵柄とかんたんなルールで、「えーっと、9。」などと数を足していきながら、ぴったり14にできるか、いかに人に越えさせるかの攻防が手軽に盛り上がるゲームです。
足す数に1はなく、2も少ない(特に犬の2はほとんどない)ため、12や13での緊迫した状況が回ってくるとドキドキします。ここぞとばかりの〈犬限定〉出しで場が湧くことでしょう。本物そっくりの可愛いビスケットコマ(樹脂製、手作りだそうです)が「欲しい!」とやる気にさせてくれるのもポイントです。子どもから大人まで、幅広い年齢層で手軽に楽しめるゲームとしてとてもおすすめです。

ワンニャービスケッツ:ビスケット

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

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Key  

ワンニャービスケッツに関し質問させて下さい。
ゲームマーケット頒布版では外箱が直方体だったのに対し、その後販売されたバージョンでは小箱に変更されたと伺いました。
写真を参照するとどうも小箱版ではビスケットチップは中に収納せず分けてあるように見えますが、ビスケットチップも収納可能なのでしょうか?

2016/01/07 (Thu) 20:47 | EDIT | REPLY |   
すごろくやスタッフ  

当店のゲームで、内容物が箱に収納できないような状態で売られていることはまずありません。和訳説明書が箱サイズよりもはみ出す形で添付されているものはごくたまにありますが。
「収納せず分けてあるように見える」とのことですが、ビスケットパックとカード束が並んでいる写真の、カード束を箱だと勘違いされているかもしれません。
なお、「ゲームマーケット頒布版」というのは判りません。
よろしくお願いします。

2016/01/07 (Thu) 21:11 | EDIT | REPLY |   

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