ゲーム紹介:バケツくずし3D / Bucket King 3D

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数札で人のバケツ山の急所を突く
バケツくずし3D / Bucket King 3D
メーカー: Jolly Thinkers (ジョリーシンカーズ, 香港), 発行年: 2014年
作者: Stefan Dorra (シュテファン・ドーラ, 代表作:『メディナ』『ロバの橋』など)
8才~大人, 2~6人用, 所要20分, ルール難度:★☆ (1.5)

バケツくずし3D:箱

『バケツくずし3D』は、ライバルのカラフルなバケツ山を崩して脱落させることを目指し、急所にあたる色を見極めて、その色の数値カードで、きっと出せないであろう合計値を競り上げていくゲームです。
※ 2002年ドイツKOSMOS社発行の『バケツくずし / Alles im Eimer』の立体版リメイク+新ルール版です。

バケツくずし3D:展示用写真

毎回、指定の1色限定の〈数値カード出しの我慢比べ〉で耐えきれなかった人が、自分のバケツ山の中で、その耐えられなかった色のバケツを弾いて崩さなければなりません。上の方のまとめて崩れたバケツと合わせて除外していきます。

誰かのバケツが尽きたとき、より多くのバケツを残している人が勝つため、全員、他人のバケツ山の急所を狙った崩し合戦が行なわれます。

〈数値カード出しの我慢比べ〉は、最初の人が決めたカード色限定で、1人ずつ代わりばんこに、やはり最初の人が決めた時計回りか反対かの順番で、出すたびに合計値が高まるように数値カードを1〜3枚提示していきます。出せない・出さないとなればバケツが崩れます。
次の人のバケツ山を見て、ぜひその色を崩していただきたいと考えるなら、枚数をたくさん出してでも合計値を吊り上げてしまいましょう。

こうして〈カード出し我慢比べ〉→〈バケツ崩し〉を繰り返していき、手元のバケツが尽きてしまった人が現れたらゲーム終了。残っているバケツの数がもっとも多い人が勝ちです。

特別なワイルド色の「1」カードを導入することで、その1カードと合わせて出せるカードの色はどれにするか?という、駆け引きが強められた上級用ルールもあります。

ここがオススメ: まだまだバケツを残している人のバケツ山を見て、下の方で支えている「急所」の色を狙い、「みんなわかってるよね?」というメッセージを込めてカードを繰り出すのですが、予想外のハプニングによってドラマが生まれて盛り上がります。 手番順の方向を最初の人が決められるようになったため、〈あえて自分で崩す〉悩ましさも増しました。 周りの状況をよく見て「仕込み」ができるメンバーで遊ぶとより楽しい、手軽な駆け引きゲームとしてかなりおすすめのゲームです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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