ゲーム紹介:インフェルノ / Inferno

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指定札提出の我慢比べで失点回避
インフェルノ / Inferno
メーカー: テンデイズゲームズ (日本), 発行年: 2014年(原版2005年オーストリア)
作者: Reiner Knizia (ライナー・クニツィア, 代表作:『ケルト』『モダンアート』など)
イラスト: スーパーログ
8才~大人, 3~7人用, 所要20分, ルール難度:★☆ (1.5)

インフェルノ:箱

『インフェルノ』は、毎回指定される色と数のどちらかに相当するカードを出し続けることで、出せなくなった人に大量の失点を押し付けるゲームです。

インフェルノ:展示用写真

さまざまな色の1〜5の番号カードがあり、無作為に配られた手札を元に、1人ずつ代わりばんこに選んだ1枚を出していきます。
このときに出せるカードは、場が真っ新な状態で最初に出された1枚を「縛り」として、〈色〉か〈番号〉のどちらかが同じでなければなりません。写真の例では中央に「青の5」が出されていますので、このときは「青」か「5」しか出せない、というわけです。

誰かが耐えきれずに「出せない」となれば、その人がアウトです。それまでに出されたカードを引き取り、枚数分の失点を受けなければなりません。

恐ろしいのが、悪魔が描かれた赤いカードです。このカードだけは枚数が失点ではなく、記された数がそのまま失点になってしまいます。例えば「5」ともなれば、たった1枚で通常カードを5枚引き取るのと同じになってしまうのです。

こうしてまた最初の「縛りの1枚」を出し…、とゲームを続けていき、誰かの手札が尽きた状態で失点者が決まったら1ラウンド終了。人数に等しいラウンド回数を繰り返し、累計失点がもっとも少ない人が勝ちです。

ここがオススメ: 耐えられる限界まで出しつづけると最悪の結果を招くかもしれません。ほどほどで「あえて引き取る」タイミングや、恐怖の「赤いカード祭り」に備えてどのカードを温存しておくのかが悩ましく、大量失点の可能性がある緊張から開放された反動で大いに盛り上がるゲームです。子どもから大人まで、幅広い年齢層で気軽に楽しめるおすすめのゲームです。大人数で遊ぶとより盛り上がります。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

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