ゲーム紹介:あてずっぽ殺人事件

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1枚欠けたペア札を調査して推理
あてずっぽ殺人事件
メーカー: タガミゲームズ (日本), 発行年: 2014年
作者: 田上 雄一 (たがみ ゆういち)
10才~大人, 3~8人用, 所要15〜30分, ルール難度:★★ (2)

あてずっぽ殺人事件:箱

『あてずっぽ殺人事件』は、殺人事件の真犯人を特定するべく、手札を使いながら、その効能によって2枚ずつあるはずの7人の容疑者カードの所在を調べ、1枚だけ存在しないカードをいち早く察知するゲームです。

あてずっぽ殺人事件:展示用写真

社長宅付近で遺体が見つかりました! 社長や秘書、家政婦など、7人の容疑者の誰かが犯人です。
7人の容疑者カードのうち無作為に選ばれた、表向きの1枚が「犠牲者」。その横に伏せられた1枚が「犯人」です。この犯人が誰かのかをいち早く当てられた人が勝ちです。

残りのカードはランダムに各自の手札として配られます。1人ずつ代わりばんこにこの手札のカードを使うことで、それぞれの容疑者カードが持つ〈人の手札を見る〉〈全員右隣に1枚渡す〉などの効能によって情報を得ていきます。

実は、それぞれの容疑者カードは2枚ずつあります。このため、例えば〈秘書〉1枚が使われたとしても、消去法によって犯人候補から秘書が消えるわけではないのです。
とはいえ、もし自分が秘書を持っていれば「秘書は犯人ではない」情報を自分だけが握っていることになります。ところが、各自がさまざまなカードを使うたびに、手札はどんどん変わっていきます。はたして今公開された〈守衛〉は、さっき自分が手放したものなのかどうか…。ときには「遺体と犯人が同一人物」だったりもします。

こうしてゲームを続けていき、〈予想を外したら脱落〉のリスクを背負って、いち早く犯人を当てられた人が勝ちです。
なお、容疑者カード以外にも手札の効能カードとして配られる「探偵カード」があり、たくさんの種類がある中で遊ぶたびに一部しか使われないため、何度遊んでも意外な展開が楽しめるようになっています。

ここがオススメ: どこへでも持ち運べそうなコンパクトな箱で、古典ゲームの名作『クルード』風の、1人を特定するための情報推理が、手軽に、毎回違った展開で楽しめます。じっくり考えるのを好む大人向けの、短時間で遊べるゲームとしておすすめです。

第二版: 2014年秋に発行された第二版ではパッケージが紙製になり、容疑者7人分のパッケージイラストのバリエーションがあります。お好みでどうぞ。なお、通信販売ではイラスト種別はお選びいただけません。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

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