ゲーム紹介:スピードダイス / Würfel-Ligretto

0 Comments
すごろくや

賽の目と色に応じ一斉に配置競争
スピードダイス / Würfel-Ligretto
メーカー: Schmidt (シュミット, ドイツ), 発行年: 2009年
作者: Inka Brand (インカ・ブラント) & Markus Brand (マルクス・ブラント), 2人での代表作:『村の人生』『モンスターがすむ家』など
8才~大人, 2~4人用, 所要20分, ルール難度:★ (1)

スピードダイス:箱

『スピードダイス』は、各自一斉に、ボードへのサイコロ配置状況を睨みつつ、自分のサイコロ群を振り直し続け、色と出目の条件が一致したサイコロを素早くボード上に置いていくゲームです。

スピードダイス:展示用写真

各自、色はランダムで配られた6個(人数による)のサイコロを使い、スタートの合図とともに全員一斉にカップに入れて振り出し、〈条件に合うサイコロをボードに置く〉か〈全部振り直す〉かを素早く判断して、おのおの大急ぎで繰り返していきます。

ボードに置けるのは、サイコロの色に合った列で、1のマスから順番に見て空いているところだけです。色ごとの空きマスと振ったサイコロ群とを比較し、素早く判断しましょう。
よく「誰かがあと1個置けばこれを置けるのに」といった状況が発生します。誰かが置いてくれるのを待つのか、それともすべて振り直して他のチャンスに賭けるのか、悩ましいところです。

また、サイコロを置く際は片手しか使えません。このため、1、2、3などと連続で置ける状況にあったとしても、1を置いた途端に「待ってました!」と2を置かれてしまうこともよくあります。

こうしてゲームを続けていき、誰かがいち早く自分のサイコロをすべて置ききったらラウンド終了。その人は空きマスの分だけ得点し、他全員は残ったサイコロの個数分だけ減点です。これを12ラウンド繰り返し、最高得点の人が優勝です。

ここがオススメ: 「待てば良かった」「置けたのに振ってしまった」など、ささいな後悔の積み重ねで心が折れそうになって素早い判断に影響してしまうのをぐっと堪え、がんばって集中するのが楽しいゲームです。ルールだけ聞くと面白さが解りづらいですが、実はうまくやる工夫ができて独特の面白さがあるゲームです。手軽にわいわいと盛り上がる、幅広い年齢層向けとしておすすめです。
ノルウェーのファミリー向けゲーム賞2010の候補にも選ばれています。

店内でサンプルをご覧いただけます。

[ボタン:これを取り扱いリストで確認/購入]

関連記事
すごろくや
投稿者:すごろくや

コメント 0

まだコメントはありません。

コメントの記入