ゲーム紹介:フリッツ&ミーツ / Flizz & Miez
効果音で進める車と猫の変な競争
フリッツ&ミーツ
/ Flizz & Meiz
メーカー: Stadlbauer (スタドルバウアー, ドイツ), 発行年: 2014年
作者: Klemens Franz (クレメンツ・フランツ) & Hanno Girke (ハンノ・ジルケ) & Dale Yu (デイル・ユー)
5才~大人, 2~4人用, 所要15分, ルール難度:★☆ (1.5)
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ドイツ 2014年 キッズゲーム大賞 (Kinderspiel des Jahres) 最終候補 (Nominiert) |
『フリッツ&ミーツ』は、1人ずつ自分のレーシングカーを、より遠くまで、ネコに追い付かれないように進めるため、車体のパズル片を素早くつなげては「ブオン!」と叫び、ネコ役はサイコロでネコ印が出るたびに「ミャーオ!」と叫んで進めていくドタバタレースゲームです。
1人ずつ代わりばんこにカーレーサー役、もう1人がネコ役を担当します。余っている人が審判員と移動役を行ないます(2人だけで遊ぶときは兼任)。
「よーいドン!」の掛け声とともに、レーサー役は、ごちゃごちゃと山になっているパズルピースの中から、車体の色がつながるようなピースを探しては並べていきます。1ピースをつなげるたびに「ブオン!」と口でエンジン音を上げ、審判員に自分の車を進めてもらいます。
毎回、開始地点から最大10マスまで進めますので、がんばって最大マスまで到達しましょう。
しかし、ネコ役のサイコロ振りも負けてはいません。ネコ役は延々とサイコロを振り続け、ネコ印が出るたびに「ミャーオ!」と声を上げ、審判員にネコを進めてもらいます。
車が限度マスまで到達するか、ネコに掴まってしまったら、今回の番はそこで終わりです。次の機会にはそこから開始しましょう。
こうしてゲームを続けていき、誰かがサーキットを1周してゴールを越えたのをきっかけにゲーム終了。より遠くまで進められた人が勝ちです。
パズルピースの車体の線やヘルメットの色(白/黒)の一致が問われる拡張ルールや、ボード裏面の上級コースを使った〈交差路やジャンプ台、ループなどの突入時には、適した効果音を発しなければならない〉障害物コースを組み合わせても遊べます。
ここがオススメ: 「ブオン!」「ブオン!!」「ミャーオ!」「ブオン!」「ミャーオ!」と、大騒ぎで必死になってコマを進めようとがんばる様がおもしろおかしく盛り上がります。手軽に遊べる、子どもから大人まで幅広い年齢層にかなりおすすめのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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