ゲーム紹介:スチームパーク / Steam Park
遊園地に施設を配置し集客を競う
スチームパーク
/ Steam Park
メーカー: Cranio Creations (クラニオ・クリエイション, イタリア), 発行年: 2013年
国内版発売元: ホビージャパン, 国内版発行年: 2014年
作者: Aureliano Buonfino (アウレリアーノ・ボンフィーノ) & Lorenzo Silva (ロレンツォ・シルバ) & Lorenzo Tucci Sorrentino (ロレンツォ・トゥッチ・ソレンティーノ)
10才~大人, 2~4人用, 所要60分, ルール難度:★★☆ (2.5)
『スチームパーク』は、各自、特殊な指示サイコロを6個、何度も振り直しながら取捨選択することで、自分の敷地にいろんなアトラクションや施設をうまく配置したり、発生するゴミを清掃したりしながら、ロボット世界の観客をたくさん集めてお金を稼ぐゲームです。
ここは人間の代わりにロボットたちが暮らす不思議な世界。蒸気機関の工場であくせくと働くロボット住民たちは、定期的にやってくる移動遊園地を何よりも楽しみにしています。住人たちが乗りたくてたまらないようなアトラクションをたくさん用意しましょう。
〈1.指示サイコロ6個振り〉→〈2.サイコロの指示を実行〉→〈3.評価と収入〉の大きな流れを繰り返しながら自分の遊園地をより豪華なものにしていき、全6回でより多くの所持金を競います。
〈1.指示サイコロ6個振り〉では、全員が同時に、特殊な指示サイコロ6個を取捨選択しながら何度も振り直し、指示を確定させます。出したい面があってもなかなか出ないかもしれません。延々と振って粘るのもいいですが、そこそこの目標達成で見限って、人よりも早く順番札を取ることも大事です。
〈2.サイコロの指示を実行〉では、〈1.〉で取った順番に従って、その確定させたサイコロの指示のとおりに、次のようなさまざまな行動を行ないます。
- アトラクションや施設を獲得、敷地に配置
- アトラクションに乗客を乗せる
- 敷地の拡張
- 手札カード記載の条件に合ったお金を貰う
- ゴミの清掃
アトラクションや施設にはさまざまな種類(色・許容量・効能)があります。配置する際、同種でないかぎり隣接できませんし、一旦設置したら動かせません。将来的な計画をもって設置場所を決めましょう。
また、アトラクションの乗客は、色が合っていないと乗せられません。布袋の中のコマ色の偏りを操作し、くじ引きでうまく欲しい色が引けるようにしましょう。
〈3.評価と収入〉 アトラクションに呼び込めた乗客数の分だけ収入があります。乗客は増える一方ですので、収入はどんどん上がっていくでしょう。しかし一方で、毎回、乗客の分だけゴミが発生します。ゴミは減点要素ですし、放置しすぎると破産してしまいますので、清掃に追われることになるかもしれません。いろいろな施設の効能をうまく利用していきましょう。
こうしてまた〈1.指示サイコロ6個振り〉を…と続けていき、全6回でゲーム終了。もっとも所持金が多い人が勝ちです。
ここがオススメ: 色ごとの乗客コマやアトラクション、施設の残りなどを気にしながら、よりうまくスペースを使えるようにレイアウトして遊園地が立体的に豪華になっていったり、今回はどのアクションをメインに行なうかの方針を立てて指示サイコロを取捨選択したりするのが楽しいゲームです。じっくり遊ぶ大人向けとしておすすめです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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