ゲーム紹介:タイムボム / TimeBomb

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爆弾の導線を切って敵味方を探る
タイムボム / TimeBomb
発行元: 新ボードゲーム党 (日本), 発行年: 2014年
作者: 佐藤 雄介 (さとう ゆうすけ)
10才~大人, 4~6人用, 所要1〜30分, ルール難度:★☆ (1.5)

タイムボム:箱

『タイムボム』は、全員の中に潜む爆弾テロリスト2名の嘘に警戒しながら、各自の言い分を聞いて誰かの手札から導線カードを引いては、〈解除〉を規定枚数出してスワット陣の成功に導くか、1枚しかない〈爆発〉を引かせてテロリスト陣が勝つかのチーム戦を行なうカードゲームです。

タイムボム:展示用写真

極めて危険な時限爆発が仕掛けられていることが判りました。各自、スワット(特殊火器戦術部隊)の隊員となって相談、協力し合い、4ラウンド終了までに爆発解除を狙います。
1人ずつ代わりばんこに〈ニッパー係〉となって、他の誰かの手札をランダムに1枚めくって(=導線を切断して)いき、たくさんの〈通常線(SAFE)〉にまぎれている〈解除線(SUCCESS)〉カードをすべて(4〜6枚)見つけることを目指します。

しかし、もし〈起爆線(BOOM!)〉をめくってしまうと、爆弾が爆発したことになり、全員の中に2名潜む爆弾テロリストが勝利します。

これらを踏まえて、各自が持っている手札の情報を教え合いながら進行します。「ここには解除線が2枚あるよ!」「ここは起爆線があるからめくらないで!」といった具合です。一方、テロリストとしては嘘をついて手札の起爆線を引かせようとしたり、他の人の起爆線情報が偽りであるかのように誘導するでしょう。
めくられるカード1枚は手札の中でランダムに決められるため、推理は「ある程度の確信」を重ねていくしかありません。

また、ニッパー係はカードを引かれたその人に移っていきます。はたしてその人に選択権を渡してよいものかも考えなければなりません。さらに、ある程度カードがめくられる度にラウンドが進み、全員の残り手札を集めて混ぜ、配り直します。最初は誰もが本当のことを言っていたはずが、配り直しが進むにつれて次第に勘定が合わない情報が飛び交うようになります。いったい誰が味方なのでしょうか…。

こうしてゲームを続けていき、無事すべての解除線を見つけられればスワット陣営の勝ち、4ラウンドが経過するか起爆線がめくられたらテロリスト陣営の勝ちです。

ここがオススメ: 自分の立場に合わせて味方を探すため、誰の言葉を信用し、誰と連携を取るべきかの疑心暗鬼が手軽に楽しめるゲームです。誰もが自分独自の情報を持っているため、積極的に全員の会話が弾みます。子どもから大人まで幅広い層に向けておすすめです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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