ゲーム紹介:酋長ボンバボン / Häuptling Bumm-Ba-Bumm
太鼓のリズムに合う絵柄をピシリ
酋長ボンバボン
/ Häuptling Bumm-Ba-Bumm
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2014年
作者: Stefan Dorra (シュテファン・ドーラ) & Manfred Reindl (マンフレッド・ラインドル)
6才~大人, 3~5人用, 所要10〜15分, ルール難度:★☆ (1.5)
『酋長ボンバボン』は、場のカードに集中しながら、酋長役が叩く太鼓のリズムはいったいどのカードを指しているのかを察知して、ピシャリと〈手の棒〉で叩き、正解カードをたくさん集めるゲームです。
部族の呪術医が高齢のために通じなくなってしまった太鼓のメッセージを、もっともうまく聞き分けられるのは誰でしょうか?
1人ずつ代わりばんこに、酋長役となってお題カードを引き、そこに描かれている絵柄と同じもの(必ずあります)を場から探して、太鼓と「ピシャリハンド」を握り持ち、カードに示されたリズム構成の通りに打ち鳴らして「何を伝えたがっているか」を表現します。
さあ、他の人たちはカルタ取りの要領で、これだ!と思うものをピシャリハンドを使って叩いていち早く抑えましょう。序盤で慌てて叩いてしまうと、実は後半が違うかもしれません。
全員が叩いたら答え合わせです。正解のカードを先に叩いた人に、今回のお題カードが与えられます。
こうして酋長役を代わりながら続けていき、山札が尽きたらゲーム終了。カードをもっともたくさん集めた人が勝ちです。
さらに、「フェクス」と呼ばれる、段階的に複雑にするルール構成が用意されています。〈中央の「シャーマン」カードのリズムだけはあらかじめ覚えて伏せる〉〈リズム印の意味が逆になる〉〈リズム印の意味がときどき逆になったり戻ったりする〉など、混乱しながらも柔軟な対応が求められます。
ここがオススメ: 「タン!」とかなり響きの良い本格的な太鼓で、少々緊張しながらもリズムを打ち鳴らす楽しさと、耳を立てて集中しながらメッセージを聞き分けて素早く当てたり、勇み足で間違えてしまったりする楽しさで盛り上がります。手軽に楽しめる、子どもから大人まで幅広い層向けとしておすすめのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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