ゲーム紹介:ピック・ア・ピッグ(ドッグ) / Pick-a-Pig(Dog)
全員一斉に僅差の豚絵札を早集め
ピック・ア・ピッグ(ドッグ)
/ Pick-a-Pig(Dog)
メーカー: Heidelberger (ドイツ), 発行年: 2013年(原版2012中国)
作者: Torsten Landsvogt (トルシュテン・ランズフォークト, 代表作:『ザヴァンドールのノーム』 )
8才~大人, 1~5人用, 所要15分, ルール難度:★ (1)
『ピック・ア・ピッグ』は、全員いっせいに場のブタさんカードをあさり、直前に集めた絵柄と比べて同じか1要素だけ違う絵柄を連鎖させながら、スピード勝負で集めていくカードゲームです。
イラストがブタさんではなく犬になっていて、単独で遊べて、「〜ピッグ」とも合わせて遊べる『ピック・ア・ドッグ』もあります。
「よーいスタート!」の合図とともに、全員一斉に、場の30枚の1枚1枚と、手元の山の一番上にあるブタさんカードの絵柄とを見比べて、条件に合うものを取っては山に重ねていきます。
カードの絵柄には、基本となるブタさんに、色、大きさ、腕の数、ポップコーン有無、サングラス有無の5つの要素の組み合わせでさまざまなものが存在します。カードを取れる条件は、最後に取ったカードの絵柄と〈同じ〉か〈1要素だけ違う〉ものだけです。同じ絵柄はほとんどありませんので、主に1要素だけ違うものを探すことになります。
この〈違い〉をどんどん連鎖させていくのがこのゲームの特徴で、写真手前の例だと、左から右へ〈同じ〉→〈ピンクになった〉→〈大きくなった〉→〈サングラスを外した〉と取ったことを表しています。
全員スピード勝負でわーっと集めていき、誰かがもう取れるものがないと思ったらストップ!の合図をかけて全員止め。検証に移ります。
もし、連鎖のどこかで「要素が2つ違う」などのミスをしていると、今回は非情にも0点です。もしすべてがつながっていれば、その枚数分だけ得点です。
そしてまた30枚を用意して…、とゲームを続けていき、山札が尽きたらゲーム終了。最高得点の人が勝ちです。
連鎖の可能性をできるだけ延ばすように考えて取っていく1人用のルールや、姉妹品の「ピック・ア・ドッグ (犬バージョン)」を合わせると8人まで遊べます。
ここがオススメ: 簡単なルールで誰でもすぐに遊べて、「これは取れる…いや違う」「ちょっとそれ取らないで!」など、わあわあと楽しく盛り上がるゲームです。 瞬間的な判断だけかと思いきや、より多く取れるように先々を見据えて絵柄を選んだり、早く終わらせる方を選んだ方がよかったりと、考える要素もあります。子どもから大人まで手軽に楽しめる、かなりおすすめのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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